今回のブックレビューは、
*** 『霊供養入門 (書籍のみ) 運命は改善できる』   
                       谷口雅春(著) ***
*** 『生長の家ヒューマン・ドキュメント選 幸運を呼ぶ先祖供養』
                      日本教文社(編) ***

です。内容を一部抜粋してご紹介します♪♪




霊供養入門 (書籍のみ) 運命は改善できる

著者:谷口雅春

なぜ食物と水をお供えするか (p.276~277)

 皆さんは御先祖の霊をお祀りして、その霊たちに真理のお経を読誦することによって「真理」を御先祖の霊に供養していられるだろうか。供養というのは、お供えして養うという意味である。養うというのは栄養になるものを食べさせて成長させることである。
 第二章で述べたように、人間は肉体が死んで魂が霊界へ行くと、もう肉体をもっていないので、肉体が食べるような物質的食物は不要になるのである。しかしながら肉体を脱して霊界へ行くと、霊魂が肉体を脱けるときの断末魔の苦しみで、一時、気を失って意識がなくなり、さて肉体から去った霊魂が、霊界に転生してやがて意識を恢復して気がついた時、無意識中のことはわからないで、死の直前の病気のことを思い出す。そしてやはり自分の病気をしている肉体がここにあると思う。つまり、この霊魂はまだ肉体意識から去っていないのである。肉体があるつもりなのだから食物をたべたいと思い、飲み物をほしいと思う。しかし、もう死んで焼いてしまったと思っている人にお食事を差し上げる家族はいないから、彼は“飢え”や“渇き”を感じて苦しむのである。こういう、まだ悟りをひらかぬ霊魂はその心が、地上の物質に縛りつけられているから「地縛の霊」と心霊学ではいう。こんな霊魂のためには食物や茶湯又は“水”をお供えしてあげねばならない。これも供養の一つである。だから施餓鬼その他の法事のときは、先ず食物や茶湯をお供えするのである。
 しかし、やがて肉体を脱した霊魂は、「自分は“肉体”ではない、“霊”である」と悟るときが来る。それは、その霊魂にとって悟りの第一歩である。悟りの基盤が出来たわけである。
 ずいぶんたくさんの霊魂がまだ「自分は肉体をもっている」と思ったままでいる。それだから、肉体の死の直前の病気のつづきを病んでいるつもりで苦しんでいるのもあるし、地上の物質的なものに対する慾をもっていて、地上の物に縛られ、「地縛の霊」になっているのである。



生長の家ヒューマン・ドキュメント選 幸運を呼ぶ先祖供養

編集:日本教文社

心が先祖に通じる (p.8~9)

 立本さんは、瘤のことには直接触れず、法事についてアドバイスし、「自分をこの世に生み出して下さった父母には、感謝しなければいけない」ということを話した。するとあくる日、「朝起きたら、瘤がきれいになくなっていた」という電話がかかってきた。
「こういうことがようあるんですよ。皆さんびっくりして、『なんでっ!?』って言ってくるんやけど、私らが何かしたわけじゃないでしょ。ただね、お客さんが話を聞いて、『先祖を大切にしよう』『父母に感謝しよう』という気持ちになった――その気持ちがご先祖に通じて治ったんと違いますか、というしか……ねえ」
 と、妻の和子さん(67)。立本さんもうなずいて、
「先祖供養をすると、ご先祖が喜んで下さって、ご先祖とのつながりが深まるでしょう。そうすると、ご先祖の導きの波長とこちらの波長がピタッと合うんですよ。例えば、息子がなんぼ出世してても、ちっとも報告に来んでいたら、親父は喜びようがない。それを人伝に聞いたりすると、『なんで他人が知ってて、親には何も言わんのや』と逆に怒りだすかも知れない。けど、親を大切にして孝行しとったら、親父も喜んで、何かと援助してやろうということになる。先祖供養で運命が良くなるいうのは、そういうことなんですよ。けど、“自分が繁栄しよう、儲けよう”思うて供養してもだめです。真心には真心しか通じませんからね」
 立本さんの言葉に従って、先祖供養を始めた人は多い。喘息が治ったお客も、すぐに墓を建てることを決めたそうだ。が、彼にはあまり予算がないという。
「予算がなければ、安いものでもかまへん。値段やない、あんたが心をこめて一所懸命供養しはったらええのんや、いうて話したら、喜んで、予算に見合った墓を建てて、供養を始められましたわ」