美しい白鳩会(令和3年12月)


「寄り添う心で」


教区連合会副会長 西田 和子

聖使命対策部 吉柳 律子



 初めに、療養中に皆様から頂きました深きご愛念に心より感謝申し上げます。
 昨年入院した時の事、同室になったAさんは、スタッフに当たり散らし愚痴を言ってばかりでした。私は同情し、Aさんの実相を只々祈っていました。すると、同室の80代のいつもニコニコ優しいMさんが、Aさんに近寄り、じっくり話を聞いた後、「あなたは強いね。私だったらシュンとなってしまう。偉いね。」としきりに讃嘆されました。Aさんは「話して気持ちが落ち着いた。聞いてくれてありがとう。」と言って、翌朝からは、何をするにも「ありがとう」の言葉が沢山出て、無事治療を終え元気に退院されました。私はその様子を見て、自分が恥ずかしくなりました。Aさんの為に祈っている振りをして「愚痴を聞きたくない、マイナス感情を受けたくない」というのが本音で「自分の事しか考えてなかった。信仰者として失格だ」と猛反省しました。本当に「人を救う」とはこういう事なんだよと神様に教えられたようでした。思えば、私は人の話をじっくり聞いた事があっただろうか? 聞いている振りをして右から左へ聞き流してはなかっただろうか? 今までの事が思い出され、「ああ申し訳なかった」と反省し、「これからは人の話をじっくり聞ける自分になろう」と決意し退院後に家族にもそう宣言しました。
 あれから、1年以上経ちますが、まだまだ主人や娘の話を充分聞けていない自分がいます。これではだめだと反省し仕切り直しの日々ですが、意識する事で少しでも「寄り添う」生き方に近づければと願います。何故なら、それが、人として特に信仰者としての真の生き方だと思うからです。そして、この「寄り添う」心と行動は、自然に対しても重要で、これからの人類に一番求められる事だと思うからです。
 頂いた命を、これからの私に出来る事は何だろう? と問いながら、家族や友人、教区の為に使わせて頂きたいと思います。




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