大分県教化部 新会館への取り組み

新教化部会館建設委員会事務局長を拝命して

 藤野 浩

 この度、4月1日より新教化部会館建設委員会事務局長を拝命いたしました。
 会館建設に向けて、これまで5年間取組んで参りました。建設委員会の会議だけでも60回は優に超えていると思います。会館建設という長い旅の最後の方で、会館建設の事務局を預かるというのは、本当に大変重い任務だと思います。

 この会館建設は、50年〜100年に一度の大事業です。私のような者で間に合うかという心配はありますが、住まいがある国東半島から片道60キロの道のりを車を走らせて月に10回程は教化部や建設予定地を往復することになると思います。
 思えば、渡邊教化部長先生の発案で現教化部の建て替えに取り組み、最初は土地探しから始まり、ある程度決まりかけていたところで、矢野凱久先生が交通事故に遭われるというアクシデントもありましたが、重傷の身で病院のベッドで祈っておられた中で、土地探しのヒントが天から矢野先生の脳裏に天下りました。その時、私に使者として土地の交渉に行ってくれとの指示があり、私は何も考えるゆとりもなく、土地の地権者である相手方を訪問し交渉の入り口に立つ事となり、それ以来本部への伺い等を経て現在に至っています。

 現在、設計士に新教化部会館・外構工事・風呂場等の設計を依頼し、建設業者に見積りを依頼しているところです。これまで信徒の皆様に多大なる浄財の寄付のお願いをしてきましたが、献資金額が目標に届くには、今一歩の努力の積み上げをしなければならないと思います。
 私も頑張ります。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

建設委員会からのご報告

 委員長 矢野凱久

 皆様お健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
 世界的な新型コロナウイルスの感染大のため、各行事、各会合が閉鎖されてる状況ですので、皆様には、色々の情報も行き届かず誠に申し訳ございません。

 そんな中、渡邊教化部長先生は、既に皆様ご存じの様に、4月以降熊本教化部長と大分を兼任なさる事となられましたが、その後も両教区の激務をこなされながら、新会館建設が滞ることのない様に! との思いで並々ならぬご尽力を頂いていますことを先ずご報告申し上げます。

その後の概略を申し上げます。

〇建設基本計画の本部承認
(本部の建設基本方針に適合した計画であり、本設計に移ってよいかの承認)としては既に頂きました。
 その後、基本設計を完了し、建設請負申請業社への説明会を行い、建設業社の見積りの提出を依頼中です。今後は建設会社を決定するとともに本部に採取提案をした上で試行開始となります。(コロナウイルスの事を考慮すれば、材料調達等未知数の点が多々ある事もご承知おき下さい)

〇次に委員の役職変更について、ご報告致します。
 先ず、岩尾委員会事務局長が教化部職員を退職されたので、規定により、委員会組織も以下の様に変更させていただきました。
藤野副委員長は建設委員会事務局長(兼務)、岩尾事務局長を事務局次長、佐藤秀子事務局員(変更なし)以上変更したいと思いますので宜しくお願い致します。

 それでは、皆様の一層の御多幸を心より祈りつゝ。再拝

 

 

新教化部会館の完成模型ができました。

  温かさを感じる素敵な教化部会館です。
早速、会館建設委員の金戸隆さんが模型を乗せる台を手作りして下さいました。
教化部窓口に展示しております。

  • 玄関を入って左側が大道場です
  • 手前の建物が温泉です

 

 

新教化部会館の完成後には大自然の恵みを生かした取り組みが計画されています!

「ノーミート、低炭素の食生活」「省資源、低炭素の生活法」「自然重視、低炭素の表現活動」を実践します。

《無農薬野菜づくり》

会館敷地内の畑で有機無農薬野菜の栽培を行います。
 ・大分の名産品であるカボスの栽培
 ・山を利用した原木椎茸の栽培
 ・竹林から筍の収穫も可能
 ・地熱を利用した温室での野菜、果物の栽培、また観葉植物の栽培

◎ノーミート料理
 ・収穫した野菜を会館厨房で調理し、教区練成会等でノーミート料理を提供する
 ・収獲した野菜、椎茸、筍を使い地熱を利用した「地獄蒸し」や「温泉玉子」が味わえます。

◎野菜を使った「地獄蒸し」
 地獄蒸し料理とは、高温の温泉から噴出する蒸気を利用した調理法で、別府では江戸期から用いられていました。材料をざるにのせ、「地獄蒸し釜」と呼ばれる約100度の蒸気が吹き出す釜の中に入、蓋をするだけで完成する食材本来の旨みが閉じ込められた美味しい蒸し料理です。

 ・「地獄蒸し」で作るプリンや蒸しパン、饅頭などを制作し、フェスタなどのイベント時はご参加の皆さまに提供可能です。

《自転車》

 別府市と大分市の間を結ぶ「別大国道」には自転車道が整備されおり、海までせり出した山々が続く中を片側は海、逆側は山という自然に恵まれた道路を自転車で走ることが出来ます。
 またこの国道沿いには高崎山自然動物園、うみたまご水族館、田ノ浦海水浴場などもあり、近隣を自転車で移動することで様々な自然と触れ合うことが可能です。
 ちなみに別府は自転車競技の盛んなところで、過去も次のようなヒルクライム競技が行われています。

・田ノ浦ビーチ 〜 観海寺温泉 〜 十文字原自然公園
(最大標高差545メートル、距離48.4キロメートル、想定所要時間3時間13分)

◎フェスタにおけるヒルクライム計画
 教化部会館からおよそ10キロメートルの道のりを、十文字原展望台を目指して競技します。山道を自転車で走行する事で、自然を体感する運動ができます。終了後には教化部温泉にて汗を流していただきます。

 

《クラフト》

 敷地内の森林には竹林もあることから、クラフトの材料として木や竹を手軽に入手することができます。一般練成会、青少年練成会、生命学園などで、会館内で気軽にクラフト製作が体験できます。

 ・別府市は竹細工が盛んであり、今後、竹細工や竹製品を手作りし、敷地内の地産品販売所での販売も視野に
  入れ、地域との交流を図ります。
 ・開催されている竹細工教室(別府市竹細工伝統産業会館)などに参加する事で地元の人との交流を図ります。
 ・青少年練成会、生命学園等で会館の竹を使い、竹とんぼ、竹笛、竹ペンなどを地域の方々を交えて指導を仰ぎ、
  制作します。
 ・その他、色々なクラフト作成に取り組み、フェスタなどで展示したり販売も行います。

 

新教化部会館建設基本計画」が正式に決定

来年秋には落慶予定

 教化部長 渡邊 隆
 去る11月6日の国際本部の生長の家参議会において、別府に建設する新教化部会館の基本計画が正式に認められました。これからいよいよこの計画を元に設計・施工業者の選定など具体的な着工作業に入り、来年秋には落慶する予定です。
 この場を借りまして当初の予定よりも遅れていることを心からお詫びするとともに、献資をはじめ一層のご協力をお願い申し上げる次第であります。

 平成26年(2014年)4月に建設委員会を立ち上げ、生長の家総裁、谷口雅宣先生の説かれる、すぐ足元にあって誰からも奪わない地熱エネルギーをフルに活用する会館を目指して、土地探しや地熱発電の取り組みなどを検討して参りました。

 そして平成29年(2017年)6月7日の最高首脳者会(当時)において、大分県別府市大字南立石字鳥ノ湯1721番地2他の土地取得が、国際本部の地熱発電所建設予定地と併せて承認されたことから、同年8月30日に土地の一部の、土地代金の決済と名義移転を行いました。宅地開発造成計画が仮申請されていた土地であることから、計画の一部変更という形で新教化部会館の建設予定地と国際本部の地熱発電所建設予定地を含む現地一帯の開発申請を行い、大分県教化部が会館建設委員会の計画のもと、造成工事を行い、2018年4月に土地の分筆・移転登記が完了しました。その後、明豊ファシリティワークスのコンサルティングを依頼し、教化部建設の基本計画案を取りまとめ、このたび委員会が発足してから5年、基本計画の正式承認まで来たというわけであります。

 この間、矢野凱久・建設委員会委員長をはじめとする建設委員の皆様のご活躍はもとより、大分教区はじめ他教区からも献資をして下さった545人の皆様のご愛念にも改めて感謝申し上げたいと思います。

 また国際本部におかれましては今回の決定におきまして、運動面・環境面からの指導はもとより蓄電池の容量を大幅に増やすなどとの決定をして頂き、大分の幹部・信徒とともに心から御礼申し上げます。

 ちなみに谷口雅春先生は会館を建てる秘訣として「心に描いて、先ず心の世界に、その存在を確立するならば、現象は“心の世界”の“影”であるから自然に現象世界にその設計通りの教会が建つことになるのである」とお説きになったことがありました。

 これから私たちも別府の建設予定地に新教化部会館が建設され、世界中の人々が集まっている光景を心に描き、先に喜び、感謝しながら献資活動をさらに行っていこうではありませんか。特に新教化部会館は地熱エネルギーをフルに活用した世界でも類を見ない画期的な会館になります。落慶後には「温泉練成会」も開催され、大分はもとより世界中の人々を癒すことになります。

 ちなみに令和元年(2019年)11月12日現在の献資総額は1億9043万円(決意額:2億1021万円)となっており、令和3年(2021年)末までに献資目標3億1410万円の達成を目指しています。今後、設計・施工業者の競争入札を実施し、選定した業者があらためて基本設計をまとめる考えです。基本設計案がまとまった段階で、国際本部の参議会に再度、提出し、最終的な建設費はその段階で決定いたします。
 なお、今回の決定では、現教化部会館の土地・建物の一部を大分市近隣に在住する信徒の活動の拠点として活用することも合わせて決まりました。今から50年前に建てられた現会館にも深甚から感謝致します。

 

「大分教区新教化部会館建設基本計画」

1.大分県教化部の建設費は3億9千800万円(税込)(献資額+会館建設特定基金等)を上限とし、内訳を次のとおりとする。

(1)エネルギーシステム・外構工事を除く建築費用 2億3千万円(税込)
(2)エネルギーシステムの導入費用 3千900万円(税込)。
(3)外構工事(道路・駐車場など)の費用 1千200万円(税込)
(4)温泉施設(温泉棟・露天風呂)の費用 1千900万円(税込)
(5)土地購入・造成工事・引っ越し・備品購入他の費用 9千800万円(税込)
    なお、エネルギーシステムとは、地熱発電所との連携システム、温泉熱利用のシステム、太陽光発電、
  蓄電池、非常用発電設備の関連施設を指す。

2.以下の(1)、(2)を基本条件として、設計・施工業者の競争入札を実施する。

  1. (1)建物全般の構造
    1. 会館本体
      1. 大分県産を中心に国産の木材を使った「木造一部2階建て」とする。
      2. 震度7以上の耐震設計とする。
      3. 建築面積を約525uとする。なお、建設費の範囲内であれば、建築面積を拡大できることとする。
  2. (2)エネルギー計画について

     新教化部で使用するエネルギーは、1つは国際本部の「大分・別府地熱発電所」で発電された電力(50KW)であり、2つ目は地熱発電利用後も余剰となるエネルギーを持つ温泉水と温泉蒸気の熱で、これを可能な限り活用する。3つ目は太陽光発電(15KW 現会館より移設)で、3本立ての計画とする。

    1. ゼロ・エネルギー・ビルを以下によって実現する
      1. 地熱発電の電力は、教化部の空調やポンプなどの動力に用いるほか、温泉井のメンテナンス等で地熱発電が停止した場合は、当面、自然エネルギー由来の電力を供給する地元の電力会社から買電する。
      2. 太陽光発電の電力は、教化部会館の照明やコンセントで用いる。そのため、蓄電池(約135KWH)を
        導入する。なお、雨天等で電力が不足した場合には、自然エネルギー由来の電力を供給する地元業者から買電する。また、電気自動車からの給電を可能とするシステムを導入し、雨天時に地熱発電で充電した電気自動車を接続して給電したり、非常時には電気自動車を接続して給電したりする。
      3. 温泉熱は、浴槽の湯として直接的に利用するほか、熱交換を行うことによって給湯や暖房にも利用する。

3.大分市近隣に在住する信徒の運動について

 現教化部会館の土地・建物の一部を大分市近隣に在住する信徒の活動の拠点として活用する。 同拠点において、インターネット環境を整備し、新会館に行くことが困難な信徒が行事を受講できる態勢を整える。また、地方講師・光明実践委員研修会、壮年誌友会等の行事を行い、後継者育成に努める。

4.PBS活動による人材育成

 大分県教化部は、教化部会館をPBS活動の場として提供し、地域のミニイベント等の開催の支援をする。

5.災害時の地域貢献(施設の開放など)

 大分県教化部は別府市や近隣の自治会と提携して、災害時に会館の一部を地域の避難場所として開放する。太陽光発電や蓄電池・非常用発電機を備え、宿泊や炊き出し機能を持つ高機能な避難所として地域に貢献することを目指す。

6.温泉を活用した地域貢献

 温泉施設を活用した練成会等の行事を通して、個人の意識を自然界にまで広げていくことの大切さを啓発する。

7.その他

 窓に雨戸を設置し、急速充電器に加え、普通充電器を設置する。