教区機関紙『大分生長』(令和2年6月)

「無限供給の鍵」をあなたに

 大分教区教化部長代行  渡邊 隆

 合掌 ありがとうございます。

 今回は「無限供給の鍵」を皆様にお渡ししましょう。この鍵さえあればどんな不況も困難も乗り越えることができるでしょう。まず生長の家で説く「無限供給」というのは、必要な物が、必要な時に自然と入って来ることを言うのです。ここで言う物とはお金だけでなく、人、情報、自然、出来事などを総称して呼んでいます。だから、お金が沢山あることが“無限供給の定義”ではなくて、今、必要な物が必要な時に自然と入ってくることを「無限供給」と呼ぶのです。
 それはあたかも川の流れのようなもので、神様という無限供給者=水源から間断なくその恵みが流れてきているのです。

私の熊本の新居は白川という素晴らしい川のほとりにあるマンションで、毎朝、教化部まで歩いて通勤させていただいています。白川の川べりは季節の草花も咲いていますし、また小鳥のさえずりが聞こえてくる。それを味わっていると「ああ、ほんとに神様の恵みは今、此処にあるんだな。今、此処に自分に流れてきているのだ、自分は生かされているのだ」という実感を持つことが出来ます。
 ですから“無限供給”のコツは、まず“与えられたものを有り難く受ける、喜んで受ける”のです。そして“喜んで受けたもの”を、今度は喜んで次に回していく。そうすると無限循環の働きが強まって、その人はますます豊かになれるのです。

 逆に頂いた恵みを感謝して受けなかったり、また次にお回ししていかないとその流れをストップさせてしまうことになります。それが「不況」の正体なんです。私達の心が恐怖心に駆られて「今お金を出していると無くなるんじゃないか」とか「今消費すると後で困るのじゃないか」という“恐怖心”が川の流れを止めてしまって、一時的に「不況」という現象をつくっているだけなんです。

 

 それではどうしたらいいか、というとやはり与えることなんです。不況の時こそ、これまで頂いていた恵みに感謝するとともに一人でも多くの人が幸福になることを実践したらいいのです。
 
先の熊本地震で被災された熊本市の木村岳雄さん(相愛会連合会長)は、自分の敷地内にある井戸3つを全て市民のために開放したところ、何と2週間の断水中に約千名の市民が利用。しかも他の方の井戸は涸れたのに、この方の井戸の水量は逆に増えていたというのです。

 またハローデイというスーパーマーケットの総帥だった故・加治久典ハローデイ会長は、30年以上前の倒産の危機に直面したとき、「感謝、感謝」と言いながら、会社を支えてくれている人達に本当は感謝していなかったことに気づいたと云います。
 それから一念発起、従業員の誕生日には手づくりのケーキと思いのこもった手紙を手渡すようにしたのでした。また関係者の先祖供養を徹底したと云います。そこから今日のハローデイの大躍進が始まるのです。

 最後に繁栄するための究極の話を1つ。…それは無限供給者たる神様に聖使命会の献資など捧げると宇宙のあらゆる方向から恵みが入ってくるということなんです。お釈迦様が「飢饉の時ほど托鉢せよ」と弟子に教えられたように今、貧しいということは心が貧しく、徳が切れている。神様の「与えたくて仕方のない豊かな心」と波長が合っていない。それでお釈迦様は貧しい人の所に托鉢せよと言われてその波長を整えようとされたんです。それをキリストは「神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」と言われたのです。まず神様と波長を合わす方が先なんですね。

 

 これは私自身の話になりますが、別府の新教化部会館の献資が昨年、合計で500万になりました(全体では約2億)。ほぼ家計は空っぽという状態になったのですが、どんどん不思議なことが起こりました。就職活動の三男に約6万円のスーツが当たったり、東京の長女が泥棒に入られそうになっても助かったとか…。
 そして、最後に何が起きたかというと「大分教区の教化部長を引き続き拝命しなさい」という最高のプレゼントを神様からいただきました。

 皆さん、不況や逆境の時ほど感謝して与えましょう。
 特に新教化部会館の献資に協力して徳を積むことです。まさに「与えよ、さらば与えられん?」こそが「無限供給の鍵」なのです。