大阪教化部 大講習会

平成30年4月8日 生長の家大阪教区・和歌山教区ペアリング講習会が開催

 平成30年4月8日(日)、好天に恵まれACTホール、大阪府立体育館、浪切ホール、枚方市市民会館、生長の家大阪教化部会館、大阪国際交流センター、堺市産業復興センター、富田林すばるホール、河内長野市立文化会館、和歌山ビッグウェーブ、かつらぎ総合文化会館、紀南文化会館、那智勝浦町体育文化会館にて、生長の家大阪教区・和歌山教区ペアリング講習会が開催されました。
 大阪教区:20,409名、和歌山教区:2,378名の方々が受講され、参加された多くの方に喜びあふれ、感動を与える祝福された素晴らしい講習会でした。

 

 

講習会体験談発表

 講習会体験談発表

牧野相愛会 花光 義正牧野相愛会
花光 義正
 人間神の子という生長の家のみ教えに触れて、職場の人間関係が調和して、私の人生が新生した体験をお話しいたします。
 20年前に、京セラの稲盛会長(現・名誉会長)が「『生命の實相』は、人生において1度は読むべき書である」というお話を聞き、『生命の實相』を本屋で購入しましたが、本棚に飾ったままでした。
 2年前に84歳の父が脳梗塞で倒れ、『生命の實相』を取り出し、読み進めるうちに、宇治別格本山の練成会を知りました。
 宇治の練成会では、全てのものに感謝する「ありがとうございます」を唱える感謝誦行に出会い、自分でも行じてみたいと思いました。
 そして、1千万回を目指して1日2万回を目標に、行じた回数を「日時計日記」に書きました。
 父の病室で「ありがとうございます」を唱えていますと、徐々に父の左半身麻痺が癒されて、左腕と左手が動くようになったのです。神様の癒しの力にたいへん驚きました。
 しかし、昨年平成29年1月に残念ながら、突然、父は昇天しました。白装束となった父に、聖経『甘露の法雨』を読誦しました。すると、とても柔和な顔に変わり、「大した財産を残せなかったが、真理に触れる機会を与えた」と、父が私に語りかける声が心の中で聞こえたのです。私は、父への感謝の思いと真理を学ぶ悦びに号泣して、その涙に私の身も心も浄められたのです。
 納棺の際に聖典を棺に納めたのですが、骨上げの時に聖典『霊供養入門』が焼却されず半分程残っていたので、びっくりしました。
 しかし、この不思議な体験は、霊界から父が「先祖供養をしっかりしてほしい。肉体は消えても、久遠生き通しの命なんだ」と、家族に教えてくれたと思いました。
 昨年の平成29年12月、奇しくも父の一周忌の日に、感謝誦行「ありがとうございます」が1千万回満願達成できました。父が霊界から、私を見守り、導いてくれたと思いました。
「ありがとうございます」と唱えることで、すべてに感謝し、拝むことができたように思っていましたが、職場の不調和な部下については、心の底からは拝めていない自分がいました。
 そして、宇治や大阪教化部の練成会に頻繁に参加する中で「環境は心の影」「周りの人との関係は、親と自分との関係が映し出される」という真理に触れて、私は、職場の部下たちとの不調和の原因がわかったのです。
 両親が不調和で、口論が絶えない家庭環境で、私は父を憎み、反発しながら育ちました。
 真理を学ぶうちに、部下たちとの不調和は、子供に反発される父の寂しい思いが、部下たちに反発される私の思いに映しだされたのだと気づいたのです。
 父にとても寂しい思いをさせて、たいへん申し訳なかったと大懺悔いたしました。
 そして、練成会の先祖供養祭では、毎回、父の霊牌を書き、また、不調和にある部下たちの先祖代々の霊牌も書いて、供養いたしますと、部下たちとの関係も好転し、次第に調和してきたのです。
 さらに職場の人たちを拝み、感謝する日々を送ることで、多くの部下と調和しました。
 ところが、私とは一切口をきかない、仕事も積極的に取り組まない、1人の部下に私はなすすべもなく、途方に暮れていたのです。
 そこで生長の家総裁・谷口雅宣先生の御講話などで「神・自然・人間はひとつ命で、本来一体」であり、それを生活にあらわしていく事の大切さをお聞きして、日常生活で、真理を実践していくその中にこそ、解決策があると確信したのです。
 その実生活での取組みとして、昨年10月にSNI自転車部主催の「多宝塔ヒルクライム」という自転車競技に奉仕しました。そこでその部下と調和するきっかけができたのです。
 ヒルクライムの競技参加者は、必死の形相で自転車に乗りながらも、自然に目を向け、川の流れの音や木々に癒やされている姿、また、皆で“山頂を目指しているんだー”という一体感、山頂のゴールでは“やったぞー”という達成感に包まれて到着している様子をまじかに見て、私も「ロードバイクで皆と一緒に走りたい」「自然との一体感を体験してみたい」と強く思いました。
 数日後に、ロードバイクを購入すると、その大不調和にあった部下が、ロードバイク購入を聞きつけて私の所へ飛んで来て、「自分は、ロードバイク歴30年で筋金入りのヒルクライマーだ」と言うのです。その後、彼とは自転車談義で盛り上がり、大調和することが出来ました。仕事もハイ・ニコ・ポンと積極的に行う模範職員に大変身したのです。
 まさに、生長の家総裁・谷口雅宣先生ご指導の通り、「神と自然と人間はひとつ命で本来一体」であることが分かれば、全てが大調和する世界が顕れることを、身をもって体験したのです。
 こうして私は、父の病いにより、「人間は神の子」「永遠生き通しの命」という真理を知り、不調和な生活から大調和して、私は新生したのです。
 今後は、1人でも多くの人に、この素晴らしい生長の家のみ教えと真理を伝えていきたいと決意しています。

 再拝

                     

 

 

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