講師会

講師会だより 2025年6月


地方講師会長
北城 敬之
 芒種の候、水田には青々とした若苗が並ぶ季節となりました。
 皆様方におかれましては、人類光明化運動・国際平和信仰運動に益々ご尽力賜わりますこと心より感謝申し上げます。
 先日、テレビであるニュースが目にとまりました。アメリカのマサチューセッツ州の静かな海辺の町で、車のドアミラーや建物のガラスなどが何者かによって軒並み割られるという事件が発生、いったい誰が何のためにそんなことをしたのか。住民を不安にさせているというのです。

 その後、地元の保安官の調査で、事件は繁殖期のキツツキのしわざだったということが分かりました。恋人募集中のオスのキツツキが、ドアミラーに映る自分の姿を見て、ライバルのオスが現われたと勘違いし、くちばしで攻撃した結果だったのです。一見、単なる珍事件の笑い話のようですが、これは我々人間に大いに気付きを与えてくれているのではないかと感じました。

 多くの人々が、身の回りに起こる不都合な出来事や人間関係などに対して心を動じ、それを取り除こうとやっきになっている姿は、まるで本当は存在しない鏡の中の敵を攻撃するキツツキにも似ているのではないか。むしろその為に互いに傷つけ合う人類は、それ以上に愚かな存在ではないかと思えたのです。

 生長の家では現象は心を映す鏡であると教えられています。鏡に映るすがたを変えるにはまずその元となる心を変えること。では如何にすれば心を変えることができるのか。聖典にはこうあります。

 「環境よりも先ずあなたの心を」環境は心の影ですから、あなた自身の心が変らなければ、あなたの環境は変らないのです。しかしあなた自身の心を変えようと思ってもどうしても自分自身の心を変化することができないとしたならばどうしたら好いでしょうか。神は全能ですから、あなたが神に全托なさいましたならば、あなた自身の心でさえも、神がそれを正しき姿に変化して下さることも可能であります。「神様、この私の心を、あなたの御手にゆだねます。神様、私の信仰をもっと深めしめ給え。現象の不完全さを見て一喜一憂することなく、実相の完全なすがたのみを見詰めることができるようになさしめ給え」と祈ることです。神は必ずあなたを助け得るのです。何事でも欲する時に、「生長の家の大神」と十回以上となえてから、「神の力が天降って来て必ずこれは成就する」と念じなさい。(谷口雅春先生著『新版 真理 第9巻 生活篇』194〜195頁)

 御教えに感謝し、神に全托して社会貢献活動に邁進致しましょう。

感謝合掌

 

 

地方講師研修会 

※ 「地方講師研修会」を大阪教化部2階中道場にて、対面で開催いたします。また、フェイスブック「SOK生長の家大阪講師会」より配信も行います。まだメンバーになられていない講師の皆さまは、フェイスブック内の「友達」に招待していただくか、地方講師会までご連絡下さい。

※ フェイスブック「SOK生長の家大阪講師会」より配信も行います。

【地方講師研修会】

日 時 : 21日(土) 13:00 〜
場 所 : 大阪教化部 2階 中道場
講 師 : 各務 洋行・教化部長

 

 

【誌友会を素晴らしくするポイント】(会場主用)

1、神想観中に、「参加者祝福の祈り」をしましょう。
  誌友会当日の2週間ほど前から実施する。祝福の祈りは必ず、相手に伝わりますから、参加者はもちろん、出講講師も含めて祝福しましょう。

2、テーマを決定しましょう。
  参加者に喜ばれるテーマを考えましょう。「生長の家のよい話があります」だけでは足りません。
  自分が一般の講演会へ行くとき、テーマを知らずに聞きに行きますか?
   【テーマの例】
    1)誌友会テーマ
    2)普及誌の特集テーマから選ぶ
      例1: 楽しい物づくりライフ (いのちの環)
      例2: 心の重荷を軽くする (日時計24)
      例3: めざめよ、心美人 (白鳩)
    3)特に悩んでいる方がおられたら、特別に決めてもよい
      「第2の人生の過ごし方」「夫婦のあり方」
      「健康長寿の仕方」など

3、講師出講の確認を取りましょう。
  講師に良い話をしていただくためにも最低2週間前には、講師に確認を取りましょう。
   1)日時・場所
   2)テーマ・テキスト
   3)講話の時間 (40 〜 60分)
   4)参加者の人数、性別や年齢構成など
  ※直前の確認もしましょう。(前日または当日)
  ※月の前半開催は、新天地が未発行で、講師がわからない場合あり。
    その場合は、講師会事務局へ直接確認ください。
   (相、青、栄のみ。白はHP掲載済み)

4、参加対象者のお誘いをしましょう。
  最低1週間前には、電話・ハガキ・家庭訪問にてお誘いしましょう。

5、参加者全員に発言してもらいましょう。
  講師の講話は長くても1時間【註】で終えていただき、残り30分以上は、参加者全員に発言してもらいましょう。
  (司会が不慣れの場合は、講師にお願いをするとよいです。)
  参加者は、自分のことを聞いてほしくて、たまらないものです。必ず、盛り上がり、満足して帰っていただけます。

6、参加者にお礼をしましょう。
  特に新しい人や久しぶりの方に対して、翌日、お電話やハガキにて行い、次月度の開催内容もご案内いたしましょう。

【註】 5の講師の講話時間は40分〜60分です

 

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