新天地
新天地 2025年10月
教化部長 各務 洋行
地球社会貢献活動は無功徳即尽十方功徳
皆様、厳しい残暑も終わって漸く気持ちのいい季節になりましたが、世界平和実現の為、日々『人類同胞大調和六章経』『万物調和六章経』読誦、「世界平和の祈り・新バージョン」を実修し「地球社会貢献活動」を推進下さっています事、厚く御礼申し上げます。
その気持ちのいい9月20日の土曜日、名古屋の駅ビルで大学時代のゼミ(少人数で専門的に学ぶ)の同窓会があり、16人中12人が集まりました。
卒業してから2回目の同窓会ですが、今回は30年振りの開催で、お店に入ると、皆の激変ぶりに驚きました。
66歳の完璧なおじさんになってる(お互い)(^0^)これでは町で会っても全然分からない。でも生長の家は有り難い。「変わってない、若いねえ」と皆から言われ、私達はやはり10歳程若いのでしょうね。そして会がはじまると昔に戻って、とても楽しかった。当時から「生長の家」のことは伝えていましたので、「教化部長ってどういう役職?」「県の責任者だよ」などと気軽な会話でした。それなりの立場になった人もいますが、枠の無い仲間は良いものです。(その中には個人的に相談に来た人もいます。)
定年退職して完全リタイヤして大病になった人も何人かいましたので、「皆が元気なうちに」と今後は毎年行う事になりました。生涯現役の光明化運動という仕事があって、元気に過ごせる、何と有り難い事か、とつくづく思いました。
さて話は変わりまして、今年の夏(6月〜8月)は暑かったですね。気象庁によりますと、平年よりプラス2.36度で、統計開始以来127年間で最も暑い夏となり、更に9月も酷暑が続き、近畿地方の「9月平均気温(9月20日現在)」は、これも今まで最高のプラス3.6度となりました。昨年までの2年が過去最高でしたので、今年が如何に暑かったかがわかります。温暖化のカーブが急上昇し、後戻り出来ないCO2濃度の限界点(あと10年とも)に近づいているのでしょうか。
大自然と調和した低炭素のライフスタイルの拡大運動を急がなくてはなりません。その私達の運動を進める「新体制」がスタートしました。各組織長が選出され、総連会長や単位組織長も決まりました。先程の地球温暖化のみならず、世界平和実現の為、地球社会貢献活動を力強く展開する使命が与えられたのです。
また私達は人類の魂の底の底なる「救われたい願い」(『新版 菩薩は何を為すべきか』85頁)の現れですので、その期待と責任も大きい。更に使命を遂行する守護神も与えられると『同書』には、次の様に書かれています。
皆夫々この光明化運動に於て役職がつきますと、その役職に従って霊界の高級霊のうちから、夫々の能力と役割とをもったところの高級霊が、其の役職に関する守護霊として、その人たちに一々配属されると云うことになるのであります。そしてその役職に随って人をインスピレーション式に指導したり、組織活動を遂行する上に色々の良きアイディアを与えたりするのであります(『新版 菩薩は何を為すべきか』』60〜61頁)
(*役職に付くのは副守護神、特命守護神とも言います)
私たちの運動は「宇宙の創造神の御心を受けた高級霊界に於ける一大救済運動」(『新版 菩薩は何を為すべきか』』62頁)ですので、しっかりと導きを受けられる訳です。私も青年会時代や、教区の練成主任時代を含めると導きは幾多もあり、今でも感じています。神想観や聖経読誦中にピンと来ることは勿論、個人指導中や講話のレジメ作りや原稿書き等でも感じます。現にこの原稿も書いている内に内容がどんどん変わってきています。更に個人の運命にも導きがあると、次の様に書かれています。
神の起こし給いし人類生活光明化運動に参加する者に、神が救いの霊波を与えたまいて、迷いを去らしめ、苦しみをやわらげ給うのである(『生命の實相 頭注版
第16巻人生問答篇 下』119頁)
実際、私は青年会活動で本当に救われました。不登校でひ弱だったのが、教えで立ち直りました。しかし親が「中絶」した事が分かり、その後、心から親に感謝出来なくなったのです。(信仰は自分だけ)ところが青年会で単青委員長(単位組織長)や、教区の育成部長、教区青年会委員長を拝命し光明化運動している内にわだかまりが徐々に消えてきました。(教区の大役は無理との思いも守護神の導きで任期全う)
そして、出来ないと思っていた結婚も出来、その1年後「流産児は自分の前世の流産児で、供養のしなおしだった」と流産児と親に心から感謝出来ました。10年程かかりましたが、そこから運命は大きく開き、会社を退職して教化部奉職、本部奉職となり現在に至ります。役職を頂いて使命に生きる事で「神が救いの霊波を与えたまいて、迷いを去らしめ」たのでしょう。ですから私は自信を持って言えます。役職を受けると運命が向上すると。
もう1つ、本当は導きを受けた自身の愛他行が運命向上の原動力になります。会議の出席や行事の運営参加等は「挺身」、祝福の祈りや傾聴等は「致心」、聖使命、霊牌等の奉納金は「献資」で、これらの菩薩行は大いなる徳積みになり、それが運命向上の一番の力になる。組織会員になるのも菩薩行の第一歩です。
ならば皆さん、他の為に純粋なる利他行を、菩薩行を、地球社会貢献活動として実践し、「世界平和」実現に向かって進みましょう。
その「世界平和」の大いなる力を授かるのが、今月と来月推進の「世界平和実現のための特別誓願」です。この誓願は「生長の家大神」の神前に捧げられ、大神に浄化される。そして活動が神意に叶って運動が進む。更に、誓願とは「菩薩が衆生を救済しようと定めた願い」であり、個人的な願いを祈願する神癒祈願とは本質的に違うのです。しかし、この純粋なる愛他の精神は、却って功徳が多い(『新版 詳説 神想観』140頁)。
そのことについて『新版 菩薩は何を為すべきか』』には次の様に書かれています。
「無功徳」の関門を通過してのちはじめて、「その功徳普あまねく尽十方に瀰み綸りんせんこと」を期しうるのです。即ち「無功徳即尽十方功徳」であります(『新版 菩薩は何を為すべきか』』135〜136頁)
(瀰綸=普遍的に充ち満ちること)
「無功徳即尽十方功徳」、何と有り難い言葉か。11月は「植樹祭」(11月1日)があり、更に「オープン食堂・自然の恵みフェスタ」(11月16日)も控えています。役職の守護神の導きを受けて、特別誓願で神意に叶った運動をして、無功徳なる無償の愛の実践「地球社会貢献活動」を大々的に推進しましょう。そして、気軽に話せるオープン食堂などで人を迎える。同志が再開する同窓会のようになったら良いですね。
自転車イベント開催のご案内
集合場所:大阪教化部 10:00
コース・内容:教化部 → 難波宮跡 → 毛馬桜之宮公園 → 淀川ワンド
淀川 赤川地区でBBQ
「大阪の自然(淀川水系)と文化遺産(難波宮)の豊かさを見直そう」と題しまして、大阪教化部出発のコースで開催します。
※自転車レンタルあります。
社会貢献の一環として


ふーどばんくOSAKA 活動日
山下貴大さん投稿
8月26日にふーどばんくOSAKAの活動をさせていただきました。
阿部さん、竹内さん、山下で食料品を東大阪市、住吉区などへお届けし、3件とも大変喜んで受け取ってくださいました。
また、教化部に皆様から寄付して頂いた、砂糖、スパゲッティ、のり、お茶、お菓子、などフードドライブの食品もお渡ししました。
積み降ろし作業![]() |
フードドライブの食品![]() |