新天地

新天地 2024年4月


教化部長 各務 洋行 「社会貢献、傾聴、救済」の循環を練成会で
  皆様、タンポポや若草も元気いっぱいの春爛漫ですが、ウクライナや中東をはじめ世界の平和を願い、日々『人類同胞大調和六章経』『万物調和六章経』読誦、「世界平和の祈り・新バージョン」を実修して下さっています事、厚く御礼申し上げます。
  そんな春の初め(3月3日)、1万人以上が集まる河川清掃・府主催の「大和川・石川クリーン作戦」に参加しました。教区としては5回目ですが、私は初めて。

私は古市会場に自転車で約20km走って行きましたが、河川には特にプラスチックゴミが多く1時間で袋いっぱいになりました。でも春の陽ざしを浴びて、気持ちの良い時間でした。

 生長の家総裁・谷口雅宣先生が「“神・自然・人間は本来一体”の真理を発見する」とお勧め(ポッドキャスト「九折スタジオ」3月11日)の「俳句」で表現すると、「プラゴミをトングでつまむ菜の川辺」「ゴミ草にテントウムシが顔を出す」等です。すると社会貢献活動が大自然と溶け込むようで、本当に「神・自然・人間の大調和」を感ずる喜びが生まれたと思いました。来年も楽しみです。

 社会貢献活動、その1週間前(2月25日)には第4回目の「生長の家オープン食堂」を開催。近くで大阪マラソンがあり、また冷たい雨も降りましたが続々と人が入り、80食とこれまでの最高数(運営含む総数131食)になりました。その中にはドラマもありました。

 先ずはすぐ近所に住む男性(60歳代)が教化部前で案内されて参加。「生長の家は50年ぶり。中学の時、和歌山で1度行事に参加した事ある」との事。何十年も教化部前を歩いても1回も入らなかったのがオープン食堂には入った。「純粋なる利他行」による吸引力を感じます。

 次は若いカップルで女性が台湾人(男性は日本人)。そこに旅行に来ていた中国人男性(50歳程)が入り、言葉も通じると同じテーブルに案内。緊張関係もある両国が日本人男性と一同に座している。ここに3国のムスビ「人類同胞大調和の世界」が実現しているではありませんか。更に、会場の雰囲気が良いと壮年層の元白鳩会員が会員に復活、他にも白鳩会員が1名誕生しました。食事もとっても美味しく「社会貢献活動」の喜びと使命を改めて感じました。

 運動方針にありますように、次は「傾聴」と「救済」です。相愛会では今年度からの壮年層(サラリーマンやOLのための)勉強会(3月17日)に23名(内、青年2名)が集まりました。講話形式でなく輪読座談会形式で皆の思いを「聴く」事が柱の1つです。職場での悩みや解決した事等が語られ、また青年は「就職面接の心得」についての質問もあり、あっという間の90分でした。
 その前日(3月16日)の「若い白鳩の為の学習会」(総数75名・内壮年23名)では「Q&A」を行い全部で22問。個人の悩みを「聴き」それにお答えし「救済」しようと云うものです。YouTube視聴は585回(当日のみ)で、「よく分かった」と言う声も多数聞き嬉しく思います。

 そして「救済」の本命とも言うべき「練成会」がいよいよ今月(4月12日〜14日)から始まります。先ずは宿泊を伴わない見真会形式からですが、PBS活動の手引きにある「救済宗教としての役割」を果たす原動力として「喜び、感動、救い」を教区に渦巻いて行く。そして「救い」から人材養成・教勢拡大をはかって行くというものです。かつて青年会の運動が伸びなかった時、谷口雅春先生は次の様にお話しされたと言う事です。

 「目標突破出来なかったのは数字のせいではない。人を救わなかったからだ」(楠本加美野先生より)「人を救うとは」『實相と現象』127頁参照
 更に徳久克己先生は「人を救わなければ駄目だよ。救っておけば人は集まるんだ」と話されました。(「千葉教区機関誌」平成15年5月泉教化部長より)
 藤原敏之・教化部長が長野教区に赴任した時(昭和43年)の事、教区練成会で失明の治癒など奇跡的な体験が数多く生まれ、神性開発の練成会として参加者がどんどん増えていった。その2年後の講習会、練成で救われた同志が各地区から火付け役となって走り出した。すると周りの人達が目をさまし始め推進が大いに進み、受講者は前回(昭和43年)が1,500人以下だったのが、今回(昭和45年)は4,030人と大躍進した。(藤原敏之著「安心と喜びを得る道」112頁要約)

 驚きです。受講者が約3倍にもなった。練成で目覚めると菩薩が誕生する。「救い」はこんなにも力があると改めて思わされます。この「救い」について『いのちのゆには』の神示には次の様に示されています。「これから人を救ふための天使の霊の宿つてゐる善き人たちが諸方から此の道場(ゆには)へ集まつて来て、奇跡(てほん)を此の道場で見せる」つまり、練成会はそもそも「奇跡を見せてくれる」ところだった。そして他の人が悟りに入る媒介となる訳です。
 藤原先生は、それを実現するために「人間を拝むのではなく、神を拝む」ことを徹底したと言います。(「安心と喜びを得る道」222頁参照)大阪練成会も、そのように「礼拝行」を徹底して「救い」を現し、そして人材を輩出してゆく事を目指します。

 最後に「練成会に来るべき人」として『いのちを引きだす練成会』から紹介します。
「練成会は…本当は「悪い人」をよくするのではなくて、「既に完全円満な神の子」であるところの“実相”を観る練習をする所である。「あの悪い人を(迷っている人を)何とかして叩き直してもらおう」と思って練成道場へ送ってくる人も多い。しかし「本来神の子」である所の人間を「悪い人だ」と思っている心そのものが間違っているのであって、…従って練成会へ来るべき人は、全ての人々であって、特定の問題の人だけではない。」(『いのちを引きだす練成会』240頁)
 心に刺さるお言葉です。是非、お誘い合わせて参加下さい。そこから社会貢献する人を輩出し、更に傾聴、救いへと繋げる循環を作りたいと念願します。

 

 

 

 

大阪教区褒賞授与式が開催されました


 令和6年3月11日(月)、「神・自然・人間の大調和祈念祭」ライブ配信の後、大阪教化部2階中道場にて、「大阪教区褒賞授与式」が執り行われました。

大阪教区褒賞受賞者の皆様と 生長の家総裁法燈継承記念式典」において表彰された本部褒賞者並びに、聖使命会費取扱者10年顕彰の代表者に各務洋行・教化部長より表彰状、感謝状並びに記念品が授与されました。
  それぞれ栄えある賞を受賞され、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
 また、本部褒賞を受賞された七名の先生方から謝辞を頂き、受賞された先生方のこれまでの信仰と光明化運動のお話に、感動し、胸を熱くしました。
 そのお話を拝聴し改めて、久遠生き通しの神の子の生命をより輝かせて、“自然と共に伸びる運動”を更に進展させて、“新しい文明”の構築と大阪教区の教勢の発展を誓願致しました。

 

 

 

 

生長の家 オープン食堂(2月25日(日))開催しました

 大阪教化部、生長の家オープン食堂が11月11日(土)より本格的にスタートいたしました。
 今回は冷たい雨が降るにもかかわらずオープン食堂に沢山の方がお越し下さり、
 131食(運営も含む)が完食されました。
 生長の家に50年振りに足を運んで下さった方がいて、嬉しい事がありました。

オープン食堂メニュー
親子室の様子
オープン食堂メニュー
玄関の設置したオープン食堂ののぼり
オープン食堂メニュー
雨の中沢山の方がお越し下さいました

ご奉仕の皆様ありがとうございました!!

オープン食堂メニュー オープン食堂メニュー オープン食堂メニュー
オープン食堂メニュー オープン食堂メニュー オープン食堂メニュー
味噌、大根、里芋、人参、白菜、金時人参、キャベツ、米など8名の方が、手作りの野菜(合計 約39kg)をオープン食堂に提供してくださいました。
感謝合掌 野菜 menu

ありがとうございました!!

野菜 野菜

オープン食堂メニュー次回は、
日時:20日(土)11:00〜13:00
会場:生長の家大阪教化部本館1F です。
色々な悩み相談も出来る温かい雰囲気で、「人と会う、話しが出来る地域の交流の場所」を目指しています。
奉納金 : 1口…50円 2口…100円以上

 

 

 

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