青年会

青年のページ 2024年4月


青年会委員長
横田 朋哉
 最近ネットのニュースでCDRという言葉を目にしました。
 これは大気中の二酸化炭素を除去することを意味するもので、温室効果ガスなどの排出量を実質ゼロにする、いわゆるカーボンニュートラルを目指すための切り札だと紹介されていました。

 詳しく読むと、CDRを実現するための技術はネガティブエミッション技術と呼ばれ、植林やブルーカーボン(海洋生態系などに取り込まれる炭素)、大気中のCO2を回収するものがあるとされていました。

 しかし、これらの技術はまだまだ開発途中であり、仮に運用されたとしても生き物や地球環境にどのような影響を与えるかグレーな部分も多く残されています。『神を演じる前に』には次のように書かれています。

 技術というものは、使い方や目的によって善悪いずれの結果も出てくるわけです。(中略)しかし、予測できない深刻な影響が環境に及ぼされた場合、取り返しがつかない結果になるかもしれません。(『神を演じる前に』146〜149頁)

 昨年の気候変動枠組条約締約会議(COP28)では「化石燃料からの移行を進める」という文言を盛り込んだ最終合意を発表しましたが、実証されていない不確かなテクノロジーに依存する数多くの逃げ道を化石燃料産業に与える抜け穴によって損なわれた。という指摘もあります。

 技術をすべて迎合するのではなく吟味すること。そして素晴らしい技術(人間にとって)という風になっていないか注意深く見ることが大切です。

 

 

社会貢献活動・倫理的生活の実践に取り組む


青年会副委員長
香川 和貴
 青年会では4年間、毎日夜に世界平和を祈念して、「祝福の祈り」と「聖経・讃歌等の読誦」を行っており、現在7,569巻となりました。
 そんな中、これからもお祈りを続けいくか、考える機会がありました。その時、祈りを始めたきっかけの一つになった、「世界平和のために、今やるべきだと思うことを各自で判断して取り組むこと。それがこの期間の仕事です。」という金内崇幸・前青年会会長の言葉を思い出しました。

 これは、コロナ禍で国際本部が在宅勤務となったとき、当時の青年会推進課のメンバーに送ったメッセージでした。

しかし、コロナ禍もある程度収まり、やれることや選択肢だけが無数に増えた中で、今やるべきこと、本当に必要な事を考えるということは、とても大変なことです。ですが、その基となるのが祈りだと、改めて確認することができました。

 これからも、今まで青年会がやってきた事を大切にしながら、社会貢献活動・倫理的生活の実践に取り組んでいきたいと思います。

 

 

4月度 青年会 誌友会について

※ 4月の青年会 誌友会のテーマとテキストは以下の通りです。

【青年誌友会】

テーマ : ①「報恩感謝の心」
     ②「手仕事で暮らしを整える」
     ③「新しい自分と出会う」

      ※ テーマは上記3つの中からお選び下さい

テキスト: 月刊誌 3誌 No.169号(2024年4月号)

 

 

春季神の子の自覚を深める 青少年まなびの広場【小学生の部】のご案内

 

春季神の子の自覚を深める 青少年まなびの広場
自然をいつくしむこと、人間社会を愛すること。二つは実は同じこと。 はるかのひまわりを植えて能登半島被災地
とP4U・ウクライナに愛を届けます
【小学生の部】
日 時 :日(土)
会 場 :生長の家大阪教化部
テキスト:小学生『神さまと自然とともにある祈り
奉納金 :対面1日参加 1,500円 

お問い合わせ先 :〒543-0001 大阪市天王寺区上本町5-6-15 生長の家大阪教化部 TEL:06-6761-2906

 

 

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