青年会
青年のページ 2025年6月
青年会委員長
横田 朋哉
昨年に続き、「森の中の見真会」を6月14日〜15日に開催します。
今回は貝塚市にある、大阪府立少年自然の家に行き、昨年と同じ様に森の散策や、たき火、野外炊飯をする予定です。
鳥や虫の声、木々の葉がサラサラとこだまする森の中で、今回はさらに自由な時間を多くし、希望者はクラフト作成や展望台までのハイキング等も体験出来るプログラムとなっています。
さて、『新版 詳説 神想観』46頁には下記の様に書かれています。
祈りは人間が神に振向くこと(前略)神に生かされている自覚を心または言葉に表わして宣べる事が命宣り(生命宣言)であります。(中略)幼い子供が親と一緒に町へ伴れだって来ている。その幼児が親に先立って興がって、ずんずん親よりも先に小走りに歩いて行く。しかし時々振返って見て親の顔を見て、この通り歩いて往っても好いのかということを親の表情で悟るのです―――私は思いました。この振向いて見るというのが祈りだと。
今、社会全体が効率優先となり、少しでも無駄な事をしていると一瞬で押し流されてしまいそうな雰囲気があります。そんな中、知らない間に使い捨ての物を多用するなど、自然から奪う、また人から奪う生き方となってしまっています。そのような時代において、自然に触れるという事は、上記引用の中の祈りと同じ意味合いがあると思います。自然に触れ、呼応して生活することで、自然との一体感が生まれ、大自然(神)に護られ生かされている喜びを感じることに繋がります。つまり、このことに振向くのが、自然に触れるということであり、この通り歩いて行って良いかと振返り、親の表情で悟るように、しぜんと行く道が軌道修正されていきます。
その様な参加者の心が喜び、豊かになり、未来が開かれていく見真会になればと思っています。
感謝合掌
6月度 青年会 誌友会について
※ 6月の青年会 誌友会のテーマとテキストは以下の通りです。
テーマ : ①「ピンチをチャンスにするには」
②「在りとしあらゆる物に神の生命が宿っている」
③「そのままで健康なあなた」
※ テーマは上記3つの中からお選び下さい
テキスト: 月刊誌 3誌 No.183号(2025年6月号)
森の中の見真会(6月14日〜15日)のご案内

会 場:貝塚市大阪府立少年自然の家(自然の家で宿泊します。) ※ 教化部に10:00集合。現地までバスで向かいます。 ご指導:山田真史 青年会会長
対 象:中学生 〜 40歳未満の青年
※ ほぼ社の同伴が必要な場合はご相談下さい。
奉納金:1人3,000円
持ち物:着替え、水筒、筆記用具、
上靴(スリッパでも可)