講師会

講師会だより 2018年12月


地方講師会長
長部 彰弘
日時計主義の生活とは生半可でするものではない
 合掌 ありがとうございます。
 最近、『JALの奇跡』(元会長補佐・太田嘉仁氏著)という本を読みました。京セラや第二電電(現KDDI)を創業した稲盛和夫氏が、倒産したJALの会長に就任し、再建した内容です。
 読んでみて驚いたのは、生長の家の真理を本当に実行するとこれほど企業が蘇るのか? ということでした。JALは、2010年1月に23,000億円もの戦後最大の負債で倒産、稲森氏が無報酬で会長に就任された翌年に過去最高の1,800億円の営業利益を上げ、わずか3年で再上場を果たしました。

 稲盛氏(現JAL名誉会長)は、生長の家が盛んな鹿児島県の出身で信徒ではないが、小さい頃に影響を受けました。著者も家に本があり、「現実に顕れる事象は心の反映」などの考え方は身についていたとのこと。そして社員の意識改革では、幹部に対してリーダー教育を始めました。それは、「公明正大な事業、常に明るく前向き」などの企業方針で、一般企業と違うのは、それを伝える為に稲盛会長ご自身(当時)が「努力、謙虚にして驕らず、反省のある毎日、生きていることに感謝する、善行・利他行を積む、感性的な悩みをしない」などの精神を掲げ、自ら実践しながら教育されたことです。

 例えば、毎週数10通のクレームの手紙を全て読んで対応を指示。社内の実績のない稟議書の即決が早すぎる意見に対し、「社員を信じるしかないんだ!」と答え、出張時には自らエコノミー席に座り、隣席の乗客の荷物を取ってあげるなど、常に最善を考え、競合他社の悪口は言わず、自分達は自分達で一所懸命やればいい、自分の言動や立ち居振る舞いに自問自答を繰り返し、毎日の反省を欠かさない、いつも数冊の哲学書をカバンに入れて時間があればそれらを読んでいたそうです。

 この『JALの奇跡』を読んで思い出したのは、「日時計主義の生活は、本当に人生を変えたければ、生半可でするものではないことの教えである」という、白鳩会総裁・谷口純子先生のご文章(『日時計24』2018年11月号21頁)です。真理を知識だけで理解せず、日々の実行をしっかりすることにより、人生が変わり、また周りの方にそれが伝わっていくことだと思います。

 私も10月の練成会で教化部長・久利修先生から「毎朝、鏡の前で、笑いの練習をしましょう」とご指導頂き、最近始めました。大きな口を開けるため、顔の美容にもなることに気付きました。もちろん毎日が益々楽しくなりました。

感謝合掌

 

 

 

定例講師会・母親教室出講講師勉強会


【定例講師会】
日 時 : 12月 22日(土) 13:00 〜 15:30
講 師 : 久利 修 教化部長 ・ 長部 彰弘 地方講師会長
場 所 : 大阪教化部
※ 1月度誌友会
   テーマ  : 「“新しい時代”の出発」 ― 新しい文明の構築に向けて ―
   テキスト : 『宗教はなぜ都会を離れるか?
          『如意自在の生活365章』 ・ 普及誌1月号

【母親教室出講講師勉強会】
日 時 : 12月 22日(土) 10:00 〜 12:00
講 師 : 長部 彰弘 地方講師会長 ・ 跡見 晶子 講師
場 所 : 大阪教化部
※ 1月度母親教室
テーマ : 「子供の善さをみつめて」 ― お母さんの大切な時間 ―
テキスト: 『生長の家ってどんな教え?』 ・ 『平和のレシピ』 ・ 普及誌『白鳩』1月号
       母親教室出講のための手引き


 

平成30年度地方講師・光明実践委員試験に67名が受験!!


 平成30年11月11日、大阪教化部3階大拝殿にて「平成30年度地方講師・光明実践委員試験(昇格・新規)」が行われました。
  今年度は、地方講師の教化員から準教務への昇格受験者が39名(白鳩会30名、相愛会9名)、地方講師の新規受験者が25名(白鳩会20名、相愛会4名、青年会1名)のほか、光明実践委員の新規受験者が3名の合計67名の皆様が受験しました。

 受験者の皆様は、今年平成30年4月から10月までに毎月開催された「昇格受験勉強会」又は「新規受験勉強会」で、テーマ別の学習や論文の練習等を通して、合格に必要な生長の家のみ教えの研鑽に励み、試験会場に臨みました。
 当日は、試験開始前に教化部長・久利修先生の先導で祈られている受験者の姿がたいへん美しく、凜とした清らかな雰囲気に会場が満たされました。

  また、地方講師会役員全員で、受験者お1人お1人の合格祈願のため、別室にて聖経を読誦させて頂きました。

 

 

 

素晴らしい誌友会のご案内

楽しい誌友会のお写真大募集!

誌友会こそが、人類光明化運動・国際平和信仰運動の基盤である。今いる参加者お一人お一人を神の子として、礼拝しよう!

(※ 枠がグレーの画像はクリックすると拡大画像が表示されます。)

我孫子白鳩会誌友会 千里山白鳩会誌友会 長興寺白鳩会誌友会

池田北白鳩会誌友会 阿倍野相愛会誌友会 スイートピー花のつどい

 

【誌友会を素晴らしくするポイント】(会場主用)

1、神想観中に、「参加者祝福の祈り」をしましょう。
  誌友会当日の2週間ほど前から実施する。祝福の祈りは必ず、相手に伝わりますから、参加者はもちろん、出講講師も含めて祝福しましょう。

2、テーマを決定しましょう。
  参加者に喜ばれるテーマを考えましょう。「生長の家のよい話があります」だけでは足りません。
  自分が一般の講演会へ行くとき、テーマを知らずに聞きに行きますか?
   【テーマの例】
    1)誌友会テーマ
    2)普及誌の特集テーマから選ぶ
      例1: 楽しい物づくりライフ (いのちの環)
      例2: 心の重荷を軽くする (日時計24)
      例3: めざめよ、心美人 (白鳩)
    3)特に悩んでいる方がおられたら、特別に決めてもよい
      「第2の人生の過ごし方」「夫婦のあり方」
      「健康長寿の仕方」など

3、講師出講の確認を取りましょう。
  講師に良い話をしていただくためにも最低2週間前には、講師に確認を取りましょう。
   1)日時・場所
   2)テーマ・テキスト
   3)講話の時間 (40 〜 60分)
   4)参加者の人数、性別や年齢構成など
  ※直前の確認もしましょう。 (前日または当日)
  ※月の前半開催は、新天地が未発行で、講師がわからない場合あり。
    その場合は、講師会事務局へ直接確認ください。
   (相、青、栄のみ。白はHP掲載済み)

4、参加対象者のお誘いをしましょう。
  最低1週間前には、電話・ハガキ・家庭訪問にてお誘いしましょう。

5、参加者全員に発言してもらいましょう。
  講師の講話は長くても1時間【註】で終えていただき、残り30分以上は、参加者全員に発言してもらいましょう。
  (司会が不慣れの場合は、講師にお願いをするとよいです。)
  参加者は、自分のことを聞いてほしくて、たまらないものです。必ず、盛り上がり、満足して帰っていただけます。

6、参加者にお礼をしましょう。
  特に新しい人や久しぶりの方に対して、翌日、お電話やハガキにて行い、次月度の開催内容もご案内いたしましょう。

【註】 5の講師の講話時間は40分〜60分です

 

関連リンク


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