新天地
新天地 2025年2月
教化部長 各務 洋行
喜び・感動・救いで神の子の自覚を引き出す
皆様、寒い中でも陽ざしが伸び梅の花も咲き始めていますが、世界の平和実現の為、日々『人類同胞大調和六章経』『万物調和六章経』読誦、「世界平和の祈り・新バージョン」を実修し「地球社会貢献活動」を推進下さっています事、厚く御礼申し上げます。
皆さん、今年のお正月は堪能されましたでしょうか。私は年末は両親のいる名古屋に行き恒例の四家お墓参り、その後は家族がいる東京へ行き、ゆっくりすることが出来ました。
特に妻とは湧水池がきれいな河口湖「忍野八海」へ出かけ、雄大な富士山に心洗われました。大自然は良いですね。心を癒やしてくれると改めて感じました。そして大阪へ戻ると、その大自然と調和した世界を現すべく「青少年まなびの広場(小学生の部)」が開催(1月12日〜13日)され、32名の小学生が集まりました。
1日目は神の子を学ぶ行事、2日目は神を現す行事として、近くの公園に行きウクライナカラーの凧揚げ、公園内のごみ拾いを実修。その後は教化部に戻り「餅つき大会」。1月でもお知らせしましたように、今回この餅つきに「祈り」を込めました。本来餅つきは別々の餅米を1粒1粒ついて、一つに結んで美味しいお餅を作ると言う「新価値の創造」をするのですが、これを「人と自然」に置き換えました。
今、人類は自然から奪う生き方をして温暖化が進んでいる。それを一つに結ぶ、つまり人と自然が大調和した「新価値の創造」を餅つきしたのです。次は人類大調和を願って「人類同士」を結び、最後は「ウクライナとロシア」を一つに結ぶ餅つきをしました。
感想文には、「一番心に残ったことは餅つきです。ウクライナとロシアの戦争がなくなるお話を聞いて、1人1人が餅つきのお話を聞いたら戦争がなくなると思いました。」(小六)と書いてありしっかり理解しています。「人間はおのおの地上天国建設のために選ばれたる、天の使いである」(『生命の實相 頭注版 第14巻 倫理篇 下・教育篇』180頁)ことを改めて感じました。
そして、出来たてのお餅を美味しく頂いたら、屋上の「造化の三神」(ムスビの神様)に、その餅でつくった「鏡餅」をお供えして、運営委員も一緒にウクライナに向かって「ウクライナに平和を」と唱和しました。子供達の使命に働きかける行事、春のまなびの広場も予定しますので、是非ご推進下さい。
次はその2週間後に行われた(1月25日〜26日)大人の見真会です。今回は2日間でしたが、参加者は270名、参加延日数は367日(一日平均:180名以上)と大盛会になりました。皆様、誠に有り難うございました。今回は一泊ですが5年振りの宿泊です。まだ準備が整っていませんので、お風呂とお布団はありますが、食事は各自用意するというスタイルでした。
しかし、これが中々心地良い。食事は外食でもいいし、お弁当を買ってきて食堂で頂いてもいい。また、夜の座談会まで2時間以上ありますので、皆でお話しながらゆっくり出来ました。その後の座談会は40名が参加、悩みや相談など自由にお話して貰いました。
「問題を話す」は「問題を放す」事であり、それだけで救われて来ます。更に他の人から見れば、それは自分の心の現れでもあるから自分が救われる事になります。参加者からは「ふんわり柔らかな感じに心が解放された」とその喜びを語られています。
翌日は、早朝行事、感謝行を行い、各自自由の朝食。座談会になると、腕、首の運動をする「神の子体操」(各務の愛知時代の体操)、映像をみながらの「笑いヨガ」、3人ずつ前に出て「○○さん大好き」の歌で皆を祝福。最後は「班別讃嘆行」で締めくくりました。「今度も是非泊まりたい」との声も多数寄せられ、4月からの二泊三日、楽しみです。
実は今回もう1つ嬉しい事がありました。それは、はじめに西狭子さん(仮名)から喜びの「体験発表」があったことです。要約しますと、2ヶ月前の11月、娘の子供(1歳7ヶ月の孫娘)の左目がおかしい。大阪の病院に行くと「小児ガン」と診断され、薬の効果がない場合、最悪眼球を摘出すると言う。地元の皆さんに祈って貰い、更に国内随一と言われる東京の病院で診察すると、やはり難しい治療になる(同様に眼球摘出か、足からカテーテルを通して直接眼球に薬剤投与)と言う。
そんな時(年末の12月25日)、個人指導をご主人と共に受けに来られました。分かった事は、孫娘のお父さん、つまり娘さんのご主人は、自分の父親からの愛情が薄い。両親は離婚されていて、父親とは疎遠になっていると言う事です。つまりお父さんの姿が見えない。それが娘の左目が見えなくなる原因でした。そこで西さんのご主人の出番、「実の父親代わりになって愛情を注ぐ」と言う事です。直ぐに「実践します」と言われ、ご主人が個人指導に来る理由が分かりました。出番があったのです。その後「凄く納得出来るお話だった」と喜んでくれ、今回の見真会は初めて教化部まで奥様(西さん)を送られました。そして勿論、神癒祈願での祈願をはじめ、日々の行や先祖供養を徹底されました。
約1ヶ月後、この発表の3日前(1月22日)、東京の病院で検査すると「おかしい…、腫瘍はほぼ消えているので、このまま温存の方向で治療しましょう」ということになった。孫娘は「イエーイ」と大喜び。幼くても分かるのですね。西さんご夫婦、娘さんご夫婦の喜びは如何ばかりか。その後、西さんのご主人に「じぃじ」と初めて懐いてくれ「じぃじ」も大喜び。以上が概要です。これは西さんの「挺身・致心・献資」の菩薩行があったればこその体験、そして行を通して神の子の自覚が深まり周囲に波及したと言えます。
皆さん、昨年度より進めてきた「喜び・感動・救い」の運動、今年も力強く推進して参りましょう。求められている「救い」を実現して、「神の子」の自覚を持って頂く。これが生長の家発祥以来、進めてきた光明化運動の大きな柱です。
人間の本質が素晴らしい“神の子”であり“仏”であることが、もっと多くの人類に自覚されなければならない。その自覚があれば、人間以外の生物や環境も「神において一体」であることが分かる(『今こそ自然から学ぼう 人間至上主義を超えて』117頁)
神の子の自覚が、大自然を神と拝める元になる。これが世界平和の根本。きっと数年後に東さんの「お孫さん」も青少年まなびの広場に参加して、神の子を存分に発揮する、そんな風に思えてきました。そして現代に於ける「大きな救い」を現す「地球社会貢献活動」を大展開しましょう。大自然が蘇って雄大な富士山のような癒やしが周囲に展開する事を念願します。
「喜び・感動・救い」が渦巻く
神性開発 大阪教区・国際平和見真会が(1月25日〜26日)開催されました
一人残らず「喜ばして、感動させて、救って」帰す、をモットーに2日間の見真会を開催
1月25日(土)〜26日(日)に、今年度初の見真会を開催しました。
参加人数は270名、延べ日数は367で一日平均180人以上と大盛会となりました。又今回は5年ぶりの宿泊を伴う行事。お風呂と布団は用意するものの食事は各自で準備すると言うスタイルです。これが中々の好評で27名の方が宿泊されました。
夜の行事は教化部長指導の下、全体座談会(40名)、翌日は早朝行事、朝食の後、
班別讃嘆行などが行われました。ゆったり内容で新しい方にも喜ばれました。
内容面では、第1講話の中で西狭子さんの体験発表があり、教えの実証が皆に響き今回の見真会を引っ張りました。





また、数十年来普及誌愛行されている方が今回(泊まりで)参加され「心より楽しく過ごせ、これから練成があるときは参加しようと心に決めた」。と語られ、誘った友人が喜ばれました。
4月からは2泊3日となり、是非参加したいと多くの声が聞かれました。
1日目 先祖供養祭(1月25日)


「孫娘の眼病が手術手前で癒される」

体験発表
西狭子さん(仮名) 2ヶ月前の11月に1歳7ヶ月の孫娘の左目に腫瘍が見つかり、治療がかなり難しいと診断される。
そんな時、教化部長に個人指導を受け、実践すると回復に向かい、3日前の検査ではほとんど異常なしと診断される。感激を持って発表された。
2日目 祈り合いの神想観・他(1月26日)
宿泊&早朝行事
一日目夜・夕食風景
美味し〜い。 6階食堂

レンジでチン! 夕食は各自で用意。外食、お弁当を買ってくるなど、夫々に楽しみました。
一日目夜 座談会

二日目朝・早朝行事・体操(神の子体操)・朝食・班別座談会


久し振り
の感謝行




班別讃嘆行 「神の子体操」(初披露)の後、笑いヨガの動画を見ながらパタパタ体操をしながら笑いの実修をしました。
二日目

「愛と感謝の生活」
菅原宣子講師

「父母の声は神の声」
長谷川史子講師


見真会 喜びの声
- 新年の一泊練成会は記憶に残るものとなりました。私達の総連会長・西さんの涙と悦びの体験談から始まり、初めての夜の座談会は、ふんわり柔らかな感じに心が解放されました。宿泊は、何時もよりぐっすりと眠りに就かせて頂き、教化部で目覚めて新生させて頂きました。
- 5年ぶりに宿泊させて頂きました。夜の座談会も朝の座談会も楽しかったですが、朝の大好きの歌もご夫婦で仲良くされている北城さんが良かったです。笑いの練習も笑いヨガで大笑いさせて頂きましたし、生長の家の体操の「光明化運動に使うぞ!」が面白かったです。
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- (その友人の感想)心に染みるお話しを一杯一杯聴かせて頂き、感謝感謝のとても良い2日間を過ごさせて頂き、本当に有り難うございました。
- 教化部長先生が「病気は治しません。心を愛と感謝で満たすのです。」と仰ったことがストンと心の中に入ってきました。そして救われる方がドンドン増えて、その喜びの拡大で会員が増えていく。これが元々雅春先生の時代に行われていたことで、今、本部が打ち出された方針なのだと嬉しく思いました。