新天地
新天地 2025年7月
教化部長 各務 洋行
運動が起動し始めている ―霊牌供養で更なる前進を
皆様、ひまわりも咲いて夏本番になって来ましたが、、世界平和実現の為、日々『人類同胞大調和六章経』『万物調和六章経』読誦、「世界平和の祈り・新バージョン」を実修し「地球社会貢献活動」を推進下さっています事、厚く御礼申し上げます。
新しい目標が決まり、いよいよ「数から質へ」の3年スパンの運動がスタートしましたが、この1ヶ月、色々な行事がありました。先ず、本部(森の中のオフィス)で五者対象の全国幹部研鑚会(5月25日)が開催。宗教目玉焼き論を深める内容で、論理的思考の必要性やスマホで回答するジェンダー関連クイズなど、とても内容の濃い研鑚会でした。
その3日後には今年1回目の「流産児供養祭」(年2回)が開催され、更にその3日後には地球社会貢献活動の柱「オープン食堂」を開催、そして教区見真会(6月8日・先祖供養祭)と続き、6月17日には総本山よりライブ配信で「谷口雅春大聖師四十年祭」を拝聴、午後より「白鳩会合同神愛なでしこ(熟年)の集い見真会」が開催されました。
更に6月22日には、「自然と文化遺産の顕彰」(年2回)があり、深江の「菅笠(すげがさ)」の歴史を学びました。また花光義正・飛鳥大使(全国19教区のみ)の働きで『飛鳥讃歌』の読誦も力強く始まっています。
実際、この運動がスタートしてから教区の流れが変わったような感じがします。その1つが「個人指導」が増えてきた事です。月に3名程だったのが、この1ヶ月は10名来られました。私は個人指導の時に「神様、私の救い得る人、救われる機縁の熟した人をお与え下さい」とまず「祈り」ます。(※この祈りは「日時計日記」に毎日(約10年)に記入しています。)
そうすると個人指導に来られた方と対面した時、「ああ、この方は実相が出る機縁が熟したから来たんだな」と、安心して神様にお任せする事ができます。
更に、毎月2〜3回の「白鳩会幸福を招く喜びの集い」でも「Q&A」が幾つかあり、累計すると大阪に赴任してから対面で数10名、ネット等の「Q&A」を含めると200人(問)以上になりましょうか。「PBS活動の手引き」にある「救済宗教としての役割」が益々展開してきていると嬉しく思います。(個人指導は可能な限り受付けます。受付は担当の柳井職員まで連絡下さい)
その救済宗教、前述の「流産児供養祭」(5月28日)でも救いと喜びの声が多数出ています。奈良、三重、愛知の他、遠く岩手からも参加(128名)がありましたが、青年会の横田委員長夫妻が初参加。感想文では「自然流産児も愛を求めていて…座布団で作った赤ちゃんを抱っこした時、涙が止まりませんでした。」「流産児の愛して欲しいと言う声が聞こえて…」と夫婦共々喜びを綴っています。その感動を教区見真会(6月8日)で語られると会場の皆も貰い泣き。「このような行事が全国であったらいいのに」と言う感想もありましたが、現在は大阪教区のみです。しかし、経本『飛鳥讃歌』の中に有彩(母)と有児(流産児)の和解(涙で流産児を抱きしめる)の対話がありますので、全国で何か展開するかも知れません。
そして今夏、愛あるその横田委員長が中心となる夏季「青少年まなびの広場」が開催されます。中高生は1泊2日(7月26日〜27日)ですが、小学生はコロナ後初の2泊3日(8月9日〜11日)です。
共通の野外研修として、車で1時間強ほどの奈良県山添村にある「神野山(こうのやま)」へ行きます。標高は600メートル以上と高原並の涼しさで、ドローン撮影しながら登山します。(約40分、大人なら20分程度)。登山道の横は「鍋倉渓(なべくらけい)」と言う黒々した岩が続いています。これが「天の川」を表していると言われ、途中にいくつかある巨石が星座と重なる事が分かってきました。
そもそも「神野山」は縄文時代から信仰が続く神の山、山頂には古墳がある等「祈りの場」でもありました。山頂は360度の展望台で、古代人はそこで宇宙を見て地上にその写しを描いたのでしょうか。今回その「祈りの場」で宇宙意識を持ってウクライナや中東の「平和祈願」をします。「愛念や祝福は実現するまで消えない」(『新版 真理 第2巻 基礎篇』163頁)のですから必ず届く。前日の浄心行で浄まっているから更に愛の光が増しています。青少年の現代に生まれた使命に響く尊い行事です。その後は少し下山し「めいめい牧場(まきば)」で昼食。ここには羊が80匹ほど飼われていますが、そもそも羊は「日辻(ひつじ)、日嗣(ひつぎ)で神の子の象徴」(『新版 ヨハネ伝講義』224頁)と説かれてるように神聖な存在なのです。
神の山に神の子、偶然ではありませんね。また「エサやり」(鹿せんべい)や羊毛狩り体験も計画していますので楽しみにして下さい。青少年は参加する度に魂の年輪が作られますので、立派な人格の木に生長すると思われます。私達にも年輪が付きますので、父兄の方もご一緒下さい。
そして8月は、「宇治盂蘭盆供養大祭」がありますので供養漏れの無いよう是非「霊牌」をお書き下さい。「本尊神霊の導き」で「顕幽相携えて」霊界で光明化運動をするようになるからです。つまり因縁の世界を卒業した「菩薩」の位に上がる。これが世間の先祖供養と違う救いになる訳です。私は毎月主に直系先祖の霊牌を中心に約50柱書いていますが、この時だけは傍系先祖や縁のあった御霊様、先祖霊牌、更に教区の物故者霊牌など約1,000柱書きます(出した費用は先祖が調達)。今地上世界では気候変動をはじめウクライナ、中東で混乱が起きています。念の世界で起きた事が地上に現れるのですが、その「念の世界に不幸が起こると、最も鋭敏に関知するのは、肉体人間よりもむしろ霊界の人間でありますから、救いたいという念が霊界に起こる」(『生命の實相 頭注版 第21巻 經典篇』59頁)とありますように、きっと霊界の人間:御霊様が地上世界(個人の運命も)を導こうとしている。それを受け取るレーダーが霊牌でしょう。
更に今回、3年ごとの「定期役員改選」が行われます。「この運動が(中略)高級霊界からの運動であって(中略)霊界の影として、其処に必要な人物は登場して来る」(『新版 菩薩は何を為すべきか』65頁)のですから、しっかり先達供養もして改選、組織編成も導きを頂きたいですね。
3年スパンの運動、地球社会貢献活動など今、運動が起動し始めています。盂蘭盆供養大祭で「顕幽相携えて」の運動を大々的に展開しましょう。未来を開く「青少年」に繋げて参りましょう。
飛鳥大使より(花光義正さん)
- 『飛鳥讃歌』の重版が決定し、大阪教化部に150部入荷します。(6/30)
- みなさまからご質問がありました『飛鳥讃歌』読誦について以下で可能です。
- ・教区の先祖供養祭、流産児供養祭
- ・自宅での先祖供養・流産児供養
- 7月の神性開発・国際平和見真会、 2日目(12日)午後に一斉読誦を します。