新天地
新天地 2025年12月
教化部長 各務 洋行
「世界平和」を久遠の世界で実現してゆく
皆様、気がつけば早師走、朝晩冷え込んでいますが、世界平和実現の為、日々『人類同胞大調和六章経』『万物調和六章経』読誦、「世界平和の祈り・新バージョン」を実修し「地球社会貢献活動」を推進下さっています事、厚く御礼申し上げます。
そんな中、新教化部落慶21年・教区設立72年(昭和28年届け出)記念行事が開催されました。昨年から続いて2回目ですが、教区の歴史や歴代教化部長の画像を通して紹介、特にこの新教化部会館建設や落慶式の動画は心に迫りました。
しかし、何と言っても献資された皆様のご愛念に感謝です。それを忘れないようにと昨年より1階エレベーター横にある献資者9,522名の銘板上に「感謝」の張り紙をしました。日常的にそこを通ったら感謝できるようにです。
更に昨年、感謝が深まる事がありました。10人の歴代教化部長の他に2人の教化部長代務者がいたのです。初代の江藤嘉吉・教化部長時代、秋田重季氏、星丘重一氏の両名が代務者として就任されていた。早速、毎月の先祖供養祭に霊牌を書いてお祀りする事が出来ました。銘板も含めて、教区の先達・恩人に感謝は「教区発展の土台」になりますから大きな発見です。
祝辞として、佐々木あづま・前生教会会長にお話し頂きました。お祖父様が前教化部会館建設時(昭和39年)の片村四八・元教化部長だからです。その前教化部会館、当時としては別格の建物でした。並々ならぬご尽力で建設され、教区を軌道に乗せた4年後、教化部長を退任、更にその翌年、天寿を全うされた。建設に命を捧げられたのです。佐々木さんの言葉に重みを感じました。そして39年間使用して今の会館が落慶。その間、教区は大きく発展して人材も資金力も出来、現会館建設資金の半分を賄えたのです。つまり、もっと先の未来を見越しての当時の建設だった。会館にも命の流れがあったのですね。片村四八・元教化部長には深い感謝です。
すると、この行事にお父様と参加していた小学3年生の増田晃己君が「当たり前に行事で教化部を使わせていただいてるんじゃないね。凄く凄く有り難い場所なんだね。そんな素晴らしい場所に友達も来て欲しいなー」と言った。(フェイスブックより)
何と意識ある言葉、これが小学生の言葉かと驚きです。生命学園、青少年まなびの広場に参加すると、このようになるのですね。私も赴任して3年目、もっともっと感謝して会館を使わせて頂かなくてはと教えられました。この子達の為にも20年後、30年後、いや100年後を見据えて光明化運動を展開しなくてはと改めて感じる記念行事でした。
1週間後、やはりその100後を見据えた未来世代の為に「自然の恵みフェスタ」開催、486名の方が来館され、先月グーグル広告でオープン食堂にみえた親子も来て下さいました。「地球社会貢献活動」の集約と言える内容で、玄関入り口の「オーガニック野菜市」からはじまり、EM石鹸やヘチマたわしの販売(各務愛用)、フードドライブ回収箱の設置、そしてオープン食堂は6階も早々と満席になり、400食のカレーは予定の1時間前に完売でした。3階のカフェもオシャレなレイアウトで食事が更に美味しく感じられ、4階のふかし芋は甘かった。
初の取り組みでしたが、生命学園の「けん玉」等の伝承遊びや、青年会の災害時お菓子作りも人気でした。クラフト展示・販売や俳句や和歌、絵画も力作揃い。中でも佐藤祐史さんの『飛鳥讃歌』を写経しての項目別絵画はよくイメージされていました。リサイクル衣服では、私はジャンバーを購入、古書は「アマゾンでもない」と貴重なものもありました。
締めくくりは1階ホールでの「命の輝き音楽会」です。席を皆で追加する活況で、吹き抜けを通して3階カフェにも響きました。生命を讃歌する音楽、やはり癒やされます。「自然と伸びる生き方」がこの日を起点として、地域に社会に、そして世界に広がって、「新しい文明」の構築が愈々伸展し、未来世代の人達が笑顔である事を念願します。皆様、誠に有り難うございました。
その未来世代を担う「未来を開く青少年まなびの広場」、中高生は今月(12月20日〜21日)、小学生は翌1月(1月11日〜12日)に開催されます。「人間はこの地球を調和ある姿に繁栄させていく使命をもつ神の子であり、仏である」(『今こそ自然から学ぼう 人間至上主義を超えて』116頁)のですから、その使命に働きかけて「神の子無限力」を現していきます。
一日目は、中高生は屋上「造化の三神」(ムスビの神様)の導きを受けながら環境に優しい「ノーミート料理」で「世界平和祈願」、小学生は「お餅つき」で人と自然(今回はクマも)を1つに餅つき「世界平和祈願」。更に2日目は共通行事として奈良県にある「若草山」に登山(小学生はバス)。毎年1月に山焼きが行われますが、それは先人の慰霊と「世界平和」を願う行事として約300年間続いている。今回その圧倒的な大自然の山頂から、利他の心を引き出す「Awe(オウ)体験」しながら、天の使いである「鹿」と共に先人への感謝と世界平和を祈願するのです。きっと青少年の魂、使命に響くと思います。
またこの若草山は麓にある「春日大社」の神域でもあり、この春日大社の主祭神は「天兒屋根命(あめのこやねのみこと)」で谷口家の氏神様(先祖神)と言う事です。(『新講『甘露の法雨』解釈』22頁)そんな生長の家と縁があるところで青少年が神の子の使命を体験する。きっと天兒屋根命の導きもある。是非、ご父兄の方もご一緒下さい。一緒に「未来を開いて」参りましょう。
最後に、今月12月13日は谷口雅春先生が「今起て!」と啓示を受けられた日です。先生は、求道の末に、「久遠の今、すでに無限力であり無限知であり、仏である自覚が自分に蘇生ってきた。」(『生命の實相
頭注版 第20巻 自傳篇
下・聖詩篇』159頁)と実相を発見され、その大地に立って生長の家を始められた。生長の家総裁・谷口雅宣先生も、白鳩会総裁・谷口純子先生の「生きている間に世界平和が実現すると思う?」との問いに次のように答えられています。
「何をそんなに急いでいるの。そんなに焦る必要はないんだよ。僕たちは久遠に生きるんだよ。死なない生命なんだよ。死なない生命の私たちが、久遠の世界で実現していくんだよ」(『平和の先人に学ぶ 平成十六年度 生長の家教修会の記録』214四頁)
矢張り、久遠の世界、実相に立って教えを生きておられる。それが「神の子の自覚」ということ。ならば、私達も「今起て!」の精神に学んで「実相の大地」に立って、光明化運動をしようではありませんか。この教化部会館の命も繋いで、10年後、20年後、100年後を見据えて未来世代の為に「地球社会貢献活動」を力強く展開して参りましょう。
一日見真会(先祖供養祭、教化部会館落慶21周年記念・教区設立記念行事)
が(11月9日(日))開催されました
11月9日(日)午後より一日見真会が開催され、先祖供養祭の後「教化部会館落慶21周年記念・教区設立記念行事」が執り行われました。
通常の先祖供養祭の後、教化部落慶記念として落慶に至る迄をスライドショーで紹介、落慶式のオープニングセレモニーはビデオで上映、最後に歴代教化部長を画像で紹介しました。祝辞として、佐々木あづま・前生教会会長にお話し頂きました。お祖父様が前教化部会館建設時(昭和39年)の片村四八・元教化部長だからです。
その前教化部会館、当時としては別格の建物でした。並々ならぬご尽力で建設され、落慶して、教区を軌道に乗せた4年後、教化部長を退任、更にその翌年、天寿を全うされた。建設に命を捧げられたのですね。佐々木さんの言葉に重みを感じました。そして39年間使用して今の会館が落慶。その間、教区は大きく発展して人材も資金力も出来、現会館建設資金の半分を賄えたのです。つまり、もっと先の未来を見越しての当時の建設だった。片村四八・元教化部長には深い感謝です。(巻頭言より)

講話
各務洋行・教化部長

開会の挨拶
花光(相)会長

閉会の挨拶
房本(白)会長

体験談
立岩明美さん

祝辞
佐々木あづまさん
先祖供養祭
先祖供養祭では、教区設立、教化部建設にご尽力下さった先達に改めて感謝を込める御祭りになりました。9,748柱の御霊様が招霊されました。


大型徽章を取り外す ↓ ホール下へ埋める −−−−−−−→
教化部会館落慶21周年記念・教区設立記念行事
落慶に至るまでの画像スライドショー
- 昭和12年6月1日現在の土地を星丘重一先生より譲り受け道場建設
- 昭和20年戦争で焼失
- 昭和24年9月 初代・教化部会館が建設・落慶
- 昭和28年12月2日に大阪府知事より規則承認を受け正式に宗教法人となる。
- 昭和39年10月14日、2代・教化部会館落慶
(大聖師・谷口雅春先生・聖姉・谷口輝子先生ご夫妻のご来賓を仰ぎ,落慶式が執り行われる) - 平成12年7月 新教化部会館の建設計画が立案(老朽化の為)
- 平成15年4月より建設募金が開始 同年6月着工
- 平成16年11月7日 新教化部会館落慶棒堂記念式典が執り行われる。

昭和24年9月

旧・教化部会館
昭和39年10月14日


新教化部会館への思い・エピソード 生教会会長より
- 食堂、何百人でも食事が可能な厨房と食堂にしよう。
- 温泉旅館のように気持ちの良いお風呂を作ろう。
- 祈りの間の実相は荘厳極まりない雰囲気にして、谷口雅春先生の羽織を森田元教化部長が「僕が持っていても自分が亡くなったら、誰がどう引き取るかも分からないから、この祈りの間に献納する」と寄贈され、谷口雅春先生に包まれて祈りが成就するような祈りの間にしよう。
- 親子室はどんなに子供が騒いでも大丈夫で、その中からでも親御さんは会場にいるのと同じように、舞台が見えて参加出来るような工夫をしよう。


雅春先生羽織

5階女子風呂

4階親子室
【ミニイベント 抜穂祭】
主催者:樋上雅一・山下貴大
開催日:10月19日(日)
場 所:教化部屋上
参加者:15名
当日は秋晴れで、抜穂祭に相応しい日となりました。 植えられた稲が豊かに実ったことへの感謝と、今後の豊 作を祈念、参加の皆さんと稲刈りをし、稲穂を少量です が、竹で組んだ「稲架(はざ)」に掛ることができました。
第8回多宝塔ヒルクライムが(11月24日)開催されました
開催日:11月24日(月・祝)
場 所:和泉葛城山
参加者:4名
参加者感想【片野實夫さん】
かなりの緊張しましたが、皆さんと一緒に頂上に上がれて良かったです。
田中さんにも会えて、楽しかったです。良い経験が出来ました。有難うございました。
世界平和の祈り 激坂をスイスイ上る田中さん 山頂で記念撮影

