真理への道はただひとつ
「人間は神の子だ」ということである

白鳩会 2023年11月

 

連合会長  田中 加代子
田中加代子 白鳩会連合会長 「次回が待ち遠しい誌友会」を開催しよう
 10月から地方講師の皆さんに出講を頂き、本格的に対面での誌友会・母親教室の開催が始まりました。
 3年半振りの開催で戸惑いもあったかもしれませんが、実際に誌友会・母親教室を開催してくださった支部長さん、母親教室リーダーさん、参加されました会員・誌友の皆様からは直接真理のお話が聞け、質問も出来、3年半振りに支部のお仲間に会えたことをとても嬉しかったとの声が届いています。

 そして、三浦教化部長が提唱されています「次回が待ち遠しい誌友会」を開催して頂けていると感じています。毎月休まず開催致しましょう。

 さて、10月につづき12月16日に第三回「一日見真会」が教化部大拝殿にて開催されます。12月は「大晦大祓式」「浄心行」が予定されています。つきましては郵送の場合は12月8日までに事務局に「人型」並びに「浄心文」のご提出をお願い致します。

 最後に11月18日(土)にいよいよオープン食堂がプレオープン致します。今回の参加対象者は組織正副会長と各総連合会から一名を予定しております。ご了承ください。来年度より本格的に開催されます。その節はご協力をよろしくお願い致します。

 

私の信仰体験

 

市川総連 S・S(匿名希望)
 私の父は外科医で患者さんや看護師さんからとても慕われ、明るい存在でした。
 父は周りの人に姉や弟の話はするのに、話題にのぼらない私は『父から愛されていないんだ』と思い込み、その思いは成長するとともに、悲しみを伴って次第に深くなっていきました。
 高校3年生の時、飛田給の練成会に参加し感動した私は、この教えを学んでいけば劣等感がなくなるかもしれないと思い、生長の家養心女子学園に入学しました。

 28歳の時に父が診療所を開業することになり、私は親孝行のつもりで事務長として父をサポートすることにしました。日中は診療所で働いて、仕事が終わると教化部に通い、夜遅くまで青年会の活動に励みました。でも、父は相変わらず私のことを話す事はなく、私は次第に精神まで不安定になり、仕事も辞めて一人暮らしのアパートに引きこもり、社会から断絶した生活を送る様になってしまいました。1年が経った頃、小さい頃からの写真や家族からもらった手紙が出て来ました。

 1枚1枚見ていると、私にも楽しいことが沢山あったことに気が付きました。そして小学校の時に父にねだって買ってもらったクラリネットが出てきました。金属の部分が真っ黒に変色して無残な姿となったクラリネットに今の自分の姿が重なって見えました。この時「私はお父さんにちゃんと愛されていたんだ。それなのに愛されていないと誤解してお父さんを恨んできた。お父さんはどんなに悲しかっただろう」と懺悔と感謝の思いが湧いてきました。

 「お父さん、ごめんなさい」「ありがとうございます」と唱えながらクラリネットを磨いていると、心の蓋がポーンと外れて、温かい「神のイノチ」が私の中に流れて入ってくるのを感じました。
 その後、私は青年会活動をやり切り40歳を迎えた時に教化部に奉職しました。その8ヶ月後、父は安心したのか、今世の使命を全うして霊界に旅立っていきました。

 この度、霊界からの父の護りもあって実家をゼロエネルギーハウスに建て替えることができました。
 又、母から支部を引き継ぎ、支部長にもならせていただきました。これからは、この嬉しい楽しい素晴らしい生長の家の御教えを、自分自身ワクワクしながらお伝えしてまいります。


稲毛総連 長谷部 恭子
 母が生長の家に触れたのは、戦時中の満州の女学校での事でした。
 ある日、母の机の上に『生命の実相』と書かれた本が置いてあったので、先生に届けに行ったところ、「持ち主が見つかるまであなたが持っていなさい』と言われたそうです。母は偶然にも自分の手元で預かることになった『生命の実相』を何冊も揃えていたようですが、嫁ぎ先のお義母さんは、他宗教をしていたので、生長の家の事は言えず、内緒でやっていました。

 私が結婚すると、母から毎月『白鳩』誌が送られてくるようになりました。本の内容に感動し、私も生長の家の会員にならせて頂きました。
 又、母は病気になってから、背中が曲がり神想観ができないと嘆いていました。毎日神想観がしたいというのが母の願いでした。でもコロナになってから、一緒に住んでいる弟がスマホを持たせてくれて、母を誌友会仲間のLINEグループにつなげてくれました。又、毎晩、次の朝に皆さんと同じ時間に、早朝行事に出られる様にスマホをセットをしてくれています。お嫁さんも、母が好きな様に生長の家ができるようにと協力してくれて、おかげで誌友の皆さんと、神想観を毎日続けたいという夢が実現しました。

 母は10月で99歳になりましたが、いくつになっても神の子無限力を発揮して挑戦する母を見ているととても嬉しくなります。いつまでも元気でいてほしいと願っています。

 

   

「若い白鳩のための学習会」にご参加ください!

 壮年活動対策部 池田 徳子
 毎月、三浦教化部長ご指導のもと、喜びと笑顔溢れる「若い白鳩のための学習会」を開催しています。
 子育てしながら参加する若いママのために、生命学園の先生方が子供預かりをしてくださり、子供を預けて真理の話を聞けるという事で若い方にも大好評。子供たちはママが勉強している時先生と楽しく遊びながら待っています。

 10月は讃嘆他己紹介をしました。幸せになるためには、自己讃嘆、親への感謝、ご先祖様への感謝、愛行とご指導いただいたので、その実践として、お隣の方とじっくり話し、相手の良いところを皆様へ紹介しました。人の良いところを探して発表すると自他一体を実感して愛に満ち溢れた温かい雰囲気になりました。

 家庭や職場でも、家族や周りの方々の良いところを探して褒め讃える素晴らしい女性になりたいです。

 

 

幸福への近道、それは神様とパイプをつなぐことです

【白鳩会聖使命会員拡大対策部部長  水巻 輝美】

 白鳩会では今年度上半期で各支部2名以上の新たな普及誌購読者・聖使命会員拡大の目標を立て、33支部が目標を達成されました。継続してすべての支部で今年度中の目標達成を目指しましょう。
 コロナ蔓延化・高齢化などの昨今の課題はありますが、愛の心で交流を深め、お声がけしていきましょう。
 「普及誌」は会員は3誌を、ご家族・親戚・職場同僚・友人にも購読して頂き、そして生長の教えを頂いた私たちは更に「神の人類を光明化する運動に協力せよ」(『聖使命会員を拡大して、千葉教区の光明化運動を一歩前進させよう!』より)とのご指導に、報恩感謝の思いで、運動を進めてまいりましょう。

 

 

普及誌愛行のよろこび

光の道へ皆様と共に

松戸市 杉本 宣子
松戸市 杉本 宣子 昨年12月、マンションの方お2人にポスト愛行を致しました。
 その内の1人の方は、普段何気なく挨拶をする程度の方でしたが、とても感じの良い方でしたので、『私は生長の家をしております。光明思想でとても今私は幸せです。どうぞお読みください』とお手紙をつけてマンションのポストに入れさせて頂きました。
 すると、その方からとても丁寧なお手紙がすぐに届きました。

 『宗教はやったことはありませんが、少し本を読ませて頂きました。(中略)ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。』と書いてあり、普及誌を思いきって愛行をさせて頂いた事が嬉しく、またその方が本を開いて読んで下さった事を思うととても嬉しさがこみ上げて来ました。

 また、今月、高校生の孫と部活動の先生との関係が気になりましたので、早速、顧問の先生を聖使命に繋げさせていただきました。その先生のお家の霊牌も書かせていただきました。こうして気になる方の霊牌を書くととても安心し有難く思います。

 私は86歳になりましたが、コロナ禍になってからスマホを使う様になり、おかげで、LINEで毎日真理のお話を聞いたり、讃歌のお祈りに参加したりしています。
 また毎日、ベランダでの家庭菜園を楽しんだり、近くに住む娘の家に行き、仕事をしている娘の代わりに食事の支度をしたりしています。

 特に今の楽しみは、空を見て雲の写真を撮ることです。いつも健康で充実した毎日を過ごしていられるのも、生長の家のみ教えのおかげと感謝しております。
 これからも愛行をさせて頂き、皆さんと一緒に楽しく真理の勉強をして参りたいと思います。

 

 

 

聖使命会員拡大の喜び

富里市 桜井 節子
富里市 桜井 節子 今年12月で103歳を迎えるMさんがコロナ感染が始まった同時期に、聖使命を退会されました。
 成田で一番古い会員さんで、コロナ禍前まではお家にお伺いし、高齢になって私が聖使命会の取り扱いのお世話をしましたが、感謝奉納祭もご一緒にしておりましたのに、とても残念なことでした。会うことも連絡することも出来なくなり、唯々無事を祈ることしかありませんでした。

 昨年の秋の事です。コロナ感染が納まりつつあった頃、突然Mさんの息子さんから、「母は施設に入っているので、会いに来ませんか」とお誘いをいただきました。お花が大好きなMさんに庭の菊の花を色とりどり花束にして伺うと、「忘れてないよ~」と、元気な笑顔にホッとしました。

 そして今年の6月頃、誌友さん3人と、庭の百日草と千日草を花束にして2度目の訪問が出来ました。息子さんは写真を撮ってくださり、「自分が来ても笑いもしないけど」とお母さんの喜ぶ様子にとても嬉しそうでした。その直後に「母の聖使命会を復活出来ませんか」と言われ、うれしくなり、神様に押されるように思い切って息子さんに「入会、如何ですか? 」とお薦めしたところ、兄と妻もお願いしたいと申され、8月に4人復活の報告が出来ました。Mさんが長い間、信仰をもち続けていらした賜物と感動致しました。

 そして私は今回、孫の専門学校と半身さんを聖使命会に繋げることが出来ました。これからも人々を幸福に導く生長の家のみ教えをお伝えし続けてまいります。