相愛会 2025年11月
連合会長 安達 敏広
澄みわたる秋空が心地よく感じられる頃となりました。相愛会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のことと存じます。
いよいよ11月9日の相愛会会員研修会の日が近づいて来ました。2回のリハーサルを終え、あとは前日リハーサルを残すばかりです。私は、午前中のミニ講話の準備として今回テキストである『一番大切なもの』谷口清超先生著を拝読しました。
その中で、207ページの“幸福の手段”というテーマのところで、「一般論としては人間の目的とする“本質”は、正しいのである。例えば自分や家族が「幸福になる」という目的もそうである。しかしその“手段”が間違っていて、泥棒や殺人を行ったのでは、幸福にはなれないのだ。上司から「人殺しをやれ」と言われたからやったのでは、決して幸福にはなれない。何故なら良心の呵責にさいなまれるからである。この良心は誰にでもある内在の“神の声”であり、“仏の声”でもある。表面的には覆いかくされていても、必ず実在している本性であって、この「実相」こそが本物なのである。
しかしこの現象界には、この実在の実相が充分現れてはいない。それをどうやって現すかを工夫するのが、この人生課題であり、それを「魂の成長」と称したり、「魂を目覚めさせる」ともいう。その過程に於いて、もし手段を間違えて悪事を働いたり、人々を苦しめたり、嘘をついてゴマカしたりすると、「幸福になる」という目的からは遠ざかるばかりだ。
即ち“真の幸福”は金もうけでもなく、名誉を得ることでもなく、有名になることでもない。神性・仏性を現し、真・善・美を現成することである。」と記されていました。

先日、会社の報奨旅行で妻と一緒にフランスの首都パリに旅行に行かせて頂きました。添乗員さんからは「とにかくパリはスリや置き引きなど観光客を狙う犯罪が多いからいつも身の回りのものに気を付けて下さい。」との注意がありました。最後に日本ではあまり当てはまりませんが、「“人を見たら泥棒と思え”をパリでは実践して下さい」と言われました。私達夫婦はいつもと違う緊張感を持って観光を楽しまなければならないと、気を引き締めました。
一晩寝て翌日パリの地下鉄を利用して観光に出かけると、早速妻は地下鉄の階段を登り切った時に、巾着型のハンドバッグの入り口の部分を手で確認しようとしたら、他人の手が既にハンドバッグの中に入り込んでいて、慌ててバックをその手から引き剥がしたそうです。幸い何も取られませんでした。
私は地下鉄に1人で乗っていると、突然白人のフランス人であろう男性がPOLICEと書いたワッペンを見せながら英語で「貴方の財布をチェックする必要がある」と言って来ました。私も何だろうと思い、地下鉄のパスを見せました。そうしたら「違う、財布だ、英語は分からないから」と言って来ました。私が分からないフリをしていると、次の駅に着いて、サッと出て行きました。
もし、私が財布を見せたら、そのまま取って次の駅で逃げていたのだと思います。何人かに1人は引っ掛かるのでしょう。日本では財布を落としても出てくる場合がありますが、パリでは絶対に出てこない、というのは本当だなと思いました。パリは石畳やプラタナスの木の街路樹、そしてエッフェル塔やルーブル美術館などの歴史的建造物も沢山あり、とても魅力的な都市ですが、ここに住むとしたら、自己責任感を強く持つ自立心が必要だと思いました。
現にフランスでは早くから自立心を育てるために、小学校1年生の時に、親元を離れた長期の修学旅行が行われるそうです。これは日本と違う、ヨーロッパの戦争に次ぐ戦争の歴史がそうさせている様な気がしました。
国それぞれの歴史があり、“魂の成長の過程”も違うと思いますが、私達日本人は天皇陛下をお手本として、神性・仏性を現す正しい道を歩んで行きたいと思いました。
相愛会会員研修会開催のご案内
◎テーマ:世代を超えて “お役に立つ喜び”を分かち合おう◎日 時:11月9日(日) 10:00~15:00
◎講 師:千葉教区教化部長 三浦晃太郎本部講師
安達 敏広 相愛会連合会長
◎テキスト:『一番大切なもの』
◎奉納金:相愛会員1,000円
その他500円 以上随意
未就学児 無料
◎参加対象:どなたでも可
※ 詳細はこちら→
聖使命対策部便り
聖使命拡大対策部長 深井 正海
○「聖使命会感謝奉納祭の祝詞」について
去る9月2日の「聖使命よろこびの集い」において、三浦晃太郎教化部長より、「聖使命会費」の奉納の際や、「聖使命会々費集計表」を提出される際にも、個人において「聖使命会感謝奉納祭の祝詞」を奉じると良いです、とのご指導を受けました。
祝詞には、「(前略)大神の御前に打ち集いて感謝と讃辞を奏上し奉り、聖使命会費を捧げ奉る状を平けく安らけく聞し召し諾い給いて、世界の全ての国々に大御光を恵み幸え給い、(中略)」とあります。また最後には「かく仕え奉るによりて聖使命会員たちを広く厚く見守り給い、心穏やかに身健やかに家内安けく生活豊けく、各も各も神の子実相の円満完全なる相を顕わしめ給えと、畏み畏みも願いごと奉らくと白す。」とあります。
毎月の聖使命会費の奉納の節目にこの「祝詞」を身近において、拝読し、感謝の真心でもって聖使命会費を奉納致しましょう。
○今後の「聖使命会感謝奉納祭」ご案内
- 開催日時:11月2日(日)6:45~7:40(船橋地区担当)
12月7日(日)6:45~7:40(中央地区担当) - 開催形態:ZOOM配信
※ZOOMのご案内
ミーティングID:883・7639・9654 /パスコード:0531
参加するにはこちらをクリック
○「聖使命会員(聖使命菩薩)の“輪”を広げよう! 千葉教区の光明化運動を一歩前進さよう!」
(三浦晃太郎教化部長監修)の小冊子紹介
※「最高の教え、朽ちざる救い」の項について紹介(P6~7)
生長の家は、これは人類最後の最高の教へをするころでありますから、ここに集まっていらっしゃる人達は、霊魂の高い素晴しい人ばかりなのであります。
ですから聖使命菩薩として本尊の前に、その誠魂をお祀りしてゐるわけであります。即ち皆さんは、既にその魂が菩薩たる階級の人で、人を救ふ使命をもってゐられる方が集って来てをられるわけであります。
救ふといっても色々あって、病気が治るのも救ひでありますし、貧乏で弱っているのを金が儲かるやうにしてあげるのも救ひだし、社会の下積みになってゐる人が世に出られるやうに導いてあげるのも救ひですけれども、そんな事は結局一時的救ひであります。病気が治ったにしてもとどのつまりは人間はやがては死ぬでせう。貧乏が治って財産を積んでっても冥途へ行く時にはその財産を棄てて往かんならんでせう。
だから、そんな救ひは永久の救ひではない。本当の救ひといふものは、「人間は神の子である。老朽せざるを人間といふ。病まざるを人間といふ。死せざるを人間といふ。真清浄真無垢なるところの神のいのちそのものが人間だ。」といふことを自覚させて永遠に朽ちざる生命の自覚を与へる宗教が一番素晴しい宗教であり、この最も高い救ひを与へるのが生長の家であるのであります。(「本来生・不滅の神示講義」)
◆大切な点
- 「人類最後の最高の教え」として、生長の家が出現したことが明記してあること。
- 聖使命菩薩の魂の高さ。
- 本当の救いとは何か、について明示してあること。
- 具体的には聖使命菩薩となることが、永遠に朽ちざる救いとなること。
宇津木子男さんを偲んで
茂原市 本島 彰

東金相愛会会長としての地域光明化への貢献、ならびに千葉練成会への美味しいお米や野菜等の食材の提供、ならびに生命学園園児への自然体験の場の提供等、千葉教区へ多大なご貢献をいただきました。
ここで、宇津木子男さんの投稿記事をご紹介し、ご冥福をお祈りするとともに人柄を偲びます。
〇「生長の家」入信のきっかけは
平成5年の時、裏の作業場の屋根に昇って枇杷の実を採っていた時、足を滑らせて3メートル落下してコンクリートに腰を強打してしまいました。その後、歩くことも困難な日々が続いていました。私の家によく見えられた(故)白水先生から、聖経『続々甘露の法雨』を朝晩一回づつでも良いから読誦しなさいとアドバイスいただいた。読誦を始めて3週間目の朝、痛みも無く起き上がれるようになりました。早速、白水先生にお礼の報告をしたところ、返って来た言葉が「もうしばらく続けなさい」ということでした。母に相談したら「父の後を継いで誌友会を再開しよう」と言われ、峯島先輩も大変喜んで下さいました。その後知ったのですが、両親が私を聖使命会員に入会させてくれていたのです。神様やご先祖様のお導きだと思っています。
〇会場リーダーになって
平成6年に父親から相愛会長を引き継いで誌友会のお世話を始めました。亡き両親が自宅での誌友会を毎月第2土曜日と決めてずーと開催していました。定例だったので誌友さんも参加しやすかったのですが、私は自分の都合でたびたび開催日を変更してしまい、迷惑をかけています。これからは先代がお世話していたように開催日時をしっかりしてお世話をしたいと思っています。今では「生長の家」の信仰は当たり前だと思っていますし、誌友さんや妻の協力があってのことだと感謝しています。
〇先祖供養はかかせないもの
先祖供養は絶対かかせないもの。やめるわけにはいかないもので、ご先祖様や先代の時からお世話になった沢山の「生長の家」の先生方への感謝の気持ちで供養を続けています。
各自、毎日祈りましょう!
同志を集めるための祈り
神は到るところに満ち給う。
わたしは今 神の内にある。
そして神はわが内にある。
神とわたしとは一体である。
神がわたしなのである。
神は善である。神は善である。
それゆえにわたしは善である。
わたしは決して悪しき事を考えないのである。
唯 善のみを考える。
そして、それを必ず実行に移すのである。
神は愛である。神は愛である。
それゆえにわたしは愛である。愛は愛を呼ぶ。
わたしのところに多くの愛が集まってくるのである。
すべての人がわたしを愛しているのである。
すべての人がわたしを愛しているのである。
わたしもすべての人を愛しているのである。
愛のあるところに淋しさはない。
わたしは淋しくないのである。
わたしは喜びに満たされている。
よき友が集まってくる。よさ協力者が集まってくる。
人類光明化の同志が集まってくる。
ありがとうございます。ありがとうございます。
毎月、第一日曜日の「聖使命会感謝奉納祭」にご参加ください!
毎月第一日曜日、「相愛会早朝神想観」終了後の午前6時45分から「聖使命会感謝奉納祭」をオンラインで行っています。本来、毎月1日に相愛会毎に行なわれるみ祭りですが、コロナ禍でもあり、相愛会全体でオンラインで行なうことになりました。神様に対して真心を捧げることの具象化である「聖使命会費」は、唯機械的に納めるのではなく、感謝と祈りをもってお納めする方が、より多くの功徳が生まれる結果となります。多くの信仰仲間と感謝の祈りの機会「聖使命会感謝奉納祭」にご参加ください。参加方法は、「相愛会早朝神想観」と同じく、Zoomを使用し、ミーティングIDも変わりません。
《聖使命会感謝奉納祭》
○期日:毎月第一日曜日
○時間:6:45~
○参加方法:
Zoom(会議アプリ)
○ミーティングID:88376399654
○パスコード:0531
オンライン行事は、「パソコン」や「スマートフォン」を使って、ご自宅から参加できます。
操作方法がご不明な方は、相愛会事務局、または教化部(安久職員)までお問い合わせください。 「パソコン」や「スマートフォン」をお持ちでない方は、最寄りのオンライン視聴可能な相愛会員さん宅で、“3密”に充分に注意しながら、ご一緒にオンライン行事にご参加ください。
霊牌拡大対策部長 堀江 道啓
千葉教区伝統の霊牌先祖供養を更に拡大するため、功徳溢れる活動を一緒にしていただける対策部員を募集しております。ご興味ある方は相愛会事務局までご連絡をください。
《相愛会事務局》 電話:043ー241ー0815
