真理への道はただひとつ
「人間は神の子だ」ということである

千葉の灯(せんようのともしび)2025年11月

「誌友会」は、素晴らしい! 身近な人たちから、真理を伝えよう!

教化部長 三浦 晃太郎
教化部長 三浦 晃太郎 “人間は神の子である”何と素晴らしい言葉でしょうか。
 生長の家の説く「人間・神の子」「万教帰一」の真理は、まさに“人類の福音”です。
 その人の人生は、心に何を思い、何を信ずるかによって、まったく異なる道を歩むことになります。

 谷口雅春大聖師は、“聞法の勝機を隣人に与える”こと、すなわち生長の家の説く「人間・神の子」の教えを知らせ、学ぶ機会をつくることの大切さについて、次のようにお説きくださっています。

 『(前略)本当の布施は財物を施すよりも真理を施すことにある。自分が真理を聴聞することによって常にそんなに有難い状態になり得たのであるとするならば、自他は一体でありますから、出来るだけ多勢の人に真理を聞かせて上げたいという気持になるのが当然であります。だから真理を聴聞し得る有りがたい因縁を人々に結んであげるようにしなければならない。それをすることがまた自分自身の魂に功徳を積むことになるのです。(後略)』

 「誌友会」は、身近なところで、生長の家の教えを学ぶことができる絶好の機会です。「誌友会」を毎月開催することによって、生長の家の教えを“生活信条”として生きる人々が1人、3人と増えることによって、“信仰の絆”で結ばれた仲間の輪が広がり、光明化運動は確実に進展して行きます。

 私が小学6年生の頃でした。父はわが家で「誌友会」を毎月2回、開催していました。1回目は、「聖使命会感謝奉納祭」であったと思います。いつも10名位の人が集まって、聖使命会費を三宝に乗せて、全員で『甘露の法雨』を読誦していました。2回目は、地方講師が講話した後、茶菓を囲んで賑やかに座談会を行っていました。

 「誌友会」の当日は、家族全員(両親と兄姉弟の5人)で、誌友会に来られる人のお世話をしていました。私と2歳下の弟の役割は皆さんの履物をきれいに揃えることでした。「誌友会」が終わると母が小遣いとお菓子をくれました。それが楽しみで一生懸命にお手伝いをしたものです。今思えば“家族ぐるみ”で「誌友会」を開催していたことになります。

 私は、そんな日々を過ごしながら成長したわけで、自然に生長の家のみ教えが身についたのではないかと思います。やがて成人となり今日のように光明化運動の仲間に加えさせていただいたことを思うと、「誌友会」を家族が協力して開催することは、光明化運動を進展させていくことに繋がる有意義な機会と考えます。

 生長の家の運動の歴史は、そのまま「誌友会場」の拡大の歴史であると言われています。まさに「誌友会」は、光明化運動を推進して行くための極めて重要な“光の拠点”です。「誌友会」には、次のような大きな役割があると考えます。

  1. ①「誌友会」は、普及誌の愛行先や、生長の家の練成会や各種の行事の参加者が、身近なところで、「人間・神の子」「万教帰一」の教えを学ぶことができる絶好の機会です。
  2. ②「誌友会」は、生長の家を知らない人々にみ教えを伝える場であると同時に、会員同志の横の結びつきをより強固にしていく場でもあります。聖典等を読むだけでは理解できない事柄について質疑応答を行ったり、真理の実証である体験談を発表したりして、相互に信仰を深め合うことができる「誌友会」は、新しい人々に、また親しい大切な人たちに、生長の家のみ教えを伝え、光明化運動を推進していくための“伝道の母体”であります。
  3. ③また「誌友会」は、開催する側が主体者としての意識をもって、明るく、楽しく開催することが大切です。何故なら、人々はその明るく楽しい雰囲気に魅力を感じて集まってくるからです。繁栄している店舗等には、明るく前向きな勢いのある雰囲気があるものです。あの「誌友会」に行けば、「喜びが湧いてくる」「何故か心が落ち着く」「真理を学んで自分が成長できる」などという雰囲気が会場に満ちているとき、人は必ず集まってきます。

 光明化運動を確実に進展させていくためには、「誌友会」を毎月定期的に開催することが最も重要です。明るく、真理に満たされた「誌友会」が、定期的に開催されている白鳩会支部誌友会や相愛会誌友会は、間違いなく発展します。
 さらに、「誌友会」を継続して開催していくためには、白鳩会、相愛会等の各単位組織の長が、「誌友会」の運営全般について、一緒に考え相談しながら、共に光明化運動を推進する人を、いわゆる“相棒”を一人つくることが大切です。“待ち遠しい、明るく、楽しい誌友会”を、毎月開催しよう。

 

 


次世代を担う子供達
天地一切の人に物に事に感謝の心を学びました