真理への道はただひとつ
「人間は神の子だ」ということである

千葉の灯(せんようのともしび)2020年 4月

今こそ天地の万物に感謝しましょう

教化部長 稙田 茂樹
稙田茂樹教化部長 合掌 ありがとうございます。
 信徒・誌友の皆様におかれては、この度の新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、何かと不自由な生活を送られる中、いつになったら終息するのであろうかとご心配は尽きないところかとお察し申し上げます。
 教化部の内外で開催予定となっていた行事も中止や延期を余儀なくされ、第一線の誌友会や母親教室等も当面はすべて中止とせざるを得なくなっています。

 さてそのような中、私たち生長の家の信徒は、どのような心をもって日々を過ごしていけば良いのでしょうか。当然にそこには生長の家の教えを知り学ぶものとしての心のありようというものがあるはずです。その第一は、まず『大調和の神示』に立ち返ることではないかと思います。

 『大調和の神示』の冒頭には次のような言葉が書かれています。
 「汝ら天地一切のものと和解せよ。天地一切のものとの和解が成立するとき、天地一切のものは汝の味方である。天地一切のものが汝の味方となるとき、天地の万物何物も汝を害することはできぬ。汝が何物かに傷つけられたり、黴菌や悪霊に冒されたりするのは汝が天地一切のものと和解していない証拠であるから省みて和解せよ」さらに次のようにも書かれています。

 「神に感謝しても天地万物に感謝せぬものは天地万物と和解が成立せぬ。天地万物との和解が成立せねば、神は助けとうても、争いの念波は神の救いの念波を能う受けぬ」

 そして、神示は次のような言葉をもって締めくくられています。
 「われを招ばんとすれば天地すべてのものと和解してわれを招べ。われは愛であるから、汝が天地すべてのものと和解したとき其処にわれは顕れる」

 元々、私たち人間は完全円満な神の子であることに間違いはありませんが、神が創り給うた天地があり、その天地によってこそ生かされて生きているのであるから、天地万物への心からの感謝こそが生長の家の信徒としての一番大切な心のありようであると示されています。感謝の心を持つ人の処には、さらに感謝すべきことが現れることになるのは道理であり、「唯心所現」の真理です。このことは、大自然界に対する「日時計主義の実践」もまた、しかりということになります。

 皆様がよくご存じのように、「日時計主義」というのは、物事の光明面を見よという教えです。暗黒面を見て、心に記憶して、心配事や腹の立つこと、苛立つこと、悲しいことを繰り返し思い出すような、そんな人生にしてはならない。そんな五目多はどんどん捨て去り、嬉しかったこと、楽しかったこと、感動したことの多くを自分の心に記憶していこうということです。いうなれば、日々の生活において、神の「真・善・美」を、言い方を変えれば実相の世界がそのままに現れたところの「真象」というものを数多く感じて行く中で、「あんなに綺麗じゃないか」「こんなにも愛おしい、可愛らしい」というように、そこに現れた神の「真・善・美」の多くを心に記憶していこうということなのです。自然界の万物を愛でるやさしい心を持ち、自然界を擁護し、自然とともに生きる喜びをさらに拡げていくことにいたしましょう。

 この度のコロナウィルスの感染拡大は、自然界の営みや恩恵への感謝の心を忘れ、「人間至上主義」を突き進む人類への「観世音菩薩」からの教えであるということができます。私たちは、さらに強い心をもって、「神・自然・人間は本来一体」との教えを伝え広めていかなければなりません。

 千葉教区の信徒・誌友の皆様、今こそ、『大調和の神示』に立ち返り、天地万物への総感謝の心を持って「日時計主義」を実践しつつ、コロナウィルスの感染拡大の終息を祈らせていただくことにいたしましょう。

 

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