真理への道はただひとつ
「人間は神の子だ」ということである

千葉の灯(せんようのともしび)2024年3月

「生活即伝道」身近な人に教えを伝えて!

教化部長 三浦 晃太郎
教化部長 三浦 晃太郎 生長の家の説く「人間神の子」の教えを生きる人は、誰でもまず第一に家族に教えを伝えたいと、切に願っているものです。
 しかし一緒に暮らしている家族には、なかなか教えが伝えにくいところがあります。なぜなら家族の人は、その人の日々の言動や生き方を身近で見ていて、生長の家の教えを理解しようとするからです。

 「生活即行」と教えられています。「行」という言葉には、水行とか荒行というような宗教的なことを連想させますが、生長の家の神想観は観行、聖経や讃歌の読誦は誦行、聖典等の拝読、そして愛行も「行」であります。生活が「行」ということは、一日24時間、生活のすべてが「行」ということになります。このように世俗生活の中で、“自然体”で教えを生きて行く時、必ずや家族や周囲の人たちに、生長の家の教えの素晴らしさが理解されて行くことと信じます。

菜の花畑 「家族に伝道しよう!」と題して、機関誌『生長の家』誌2022年6月号および7月号には、次のような記事が連載されています。
 『生長の家の教えを家族に伝えていますか?「知人や友人には伝道しているけど、家族には詳しく話せていない」「何となくきっかけがなく、家族には話せないままになっている」という声を聞きます。後継者育成の鍵の一つは家族への伝道です。』

 この記事には、家族に教えを伝える方法や体験例について、3つのアクションが示されています。

  1. 子や孫に自分と生長の家の物語を話してみよう!
  2. 離れて暮らす子や孫に「九折スタジオから」の動画や講話ビデオを紹介してみよう!
  3. 子や孫と一緒にノーミート料理や菜園作り、クラフトづくりをしてみたり、自転車に乗ってみたりしよう!
 

 家族への伝道のあり方を知るうえで大変参考になります。日々の生活において、できるところから教えを実践して、大切な家族に、特に子供や孫たちに、生長の家の教えを生きて伝えて、大切な家族が幸せな人生を歩んでいただきたく、心から念願いたします。

 「人類光明化運動指針」第二条には、次のように示されています。
 『自分の生活している「場」と云うものが、其処が即ちそのまま生長の家を弘める所の与えられた一つの「場」になっているのであります。』と示され、『まず家庭です。皆さんの家庭が良くならない様な事では生長の家の教えも駄目だと言われます。「あの家庭を見よ。あの人はこの頃生長の家に入って気狂いみたいにやって居るけども、家庭を見たら一向なっとらんじゃないか」と言われるようでは、生長の家を弘めることにはならないのであります。却って生長の家の悪宣伝をして居るようなものです。(後略)』。
 何よりも家庭で喜ばれるような人にならないと、家族にはなかなか教えが伝わらないことを教えています。

 振り返って、私はどのようにして生長の家の教えとのご縁をいただき、今日の充実した生活を得たのだろうか。ドラマティクな信仰体験があるわけでなく、自然と生長の家の教えを信じて今に至りましたが、はっきりと自覚していることは、両親の生き方、とりわけ父親の影響が大きかったと思います。両親の日々の生活を通して、生長の家の教えを自然に学び、今日の幸せがあります。

 最愛の家族に、「人間・神の子」の真理を伝える方法はいろいろあります。教区で行われる練成会等の各種行事や、聖典等や讃歌の読誦、普及誌による真理の宣布、相愛会や白鳩会、青年会等が行っている誌友会等によって、生長の家の教えを伝えることができます。が、何と言っても信徒の皆さんの日常生活が、そのまま真理を実践した生活であれば、皆さんの日々の生活を通して、生長の家の教えの素晴らしさが“自然に伝えられて行く”ことになります。

 千葉教区において、感謝の日々を過ごさせていただく今、両親の生き様を範とし、「日時計主義の生き方」を実践して、人々に生長の家の教えを伝えていくことが、私ができる両親への恩返しになり、人類光明化運動・国際平和信仰運動の進展に繋がるものと確信しています。

 

 

 

おめでとうございます 立教95年春季記念日 本部褒賞受賞

【受賞者よろこびの声】

東日本光輪賞受賞 本田 幸子
東日本光輪賞受賞 本田 幸子 このたびは身に余る賞を賜り、心から感謝申し上げます。
 昭和50年代に母親教室から生長の家のみ教えに出会い、素直に歩んでまいりました。
 今日に至るまで諸先生方、先輩の皆様方のご指導をいただくと共に人類光明化運動に、真理の研鑽に努めてまいりました。
 これからも多くの方々に、この尊い最高のみ教えをお伝えさせていただきます。

 


布教功労賞受賞 泉 英樹

 合掌、このたび本部褒賞をいただきましたこと、三浦教化部長はじめ幹部会員の皆様に心より感謝申し上げます。高校生の時に生長の家の活動に参加し、その後念願だった生長の家本部へ奉職させていただいて54年余、夢中で運動の流れの中で生きてまいりました。

 その中で、講師・幹部会員の方達の純粋で愛に満ちた真摯な活動の姿を拝見し続けてきました。そのことを思うと「私のような者が受賞して良いものだろうか」との思いにかられましたが、私心を去り、愛念を下さった方々のお心を大切にし、「“新しい文明”を築く運動」や「国際平和信仰運動」に微力ながら報恩感謝の誠を捧げる決意をもって今回褒賞を拝受いたします。ありがとうございます。

 


布教功労賞受賞 大塚 晃子

 合掌、ありがとうございます。 このたびは身に余る栄誉にあずかり嬉しく思います。今日まで「生長の家」の真理を学び、他人様のお役に立てるようになりましたのは、活動を許してくれた主人はもちろん、祝福・讃嘆し、支えてくれた先輩方や仲間達のお蔭と感謝しています。

 

 

生長の家オープン食堂を開設!

 1月27日(土)に、支え合う社会を目指して千葉教区でも「生長の家オープン食堂」を開設しました。
オープン食堂 参加者は会員・信徒以外の方12名を含む37名。
 参加者の中には、ご近所の町内会の方々や普段急速充電気を利用されている御夫婦などがおられました。
 今回のオープン食堂で提供されたのは、菜の花ごはんとおでんと具だくさんのお味噌汁といった真心こもった料理でした。

 

 


「かつうらビッグひな祭り」のメイン会場である“ 遠見岬神社”
60段の階段に約1,800体のひな人形が飾られています。(今年は2/23~3/3開催)